AXIORYのリアルスプレッドを全時間帯で実測比較｜スタンダード・ナノ口座別に徹底分析

AXIORYのスプレッドは本当に狭いのか？気になるその実態を、1分単位で記録したリアルなデータをもとに検証しました。
本記事では、スタンダード口座・ナノ口座それぞれのスプレッドを、市場時間帯別・通貨ペア別・商品別に詳細分析。
さらに、スキャルピングやEA運用における適切な時間帯や、ナノ口座の手数料を加味した実質コストの考察も行っています。

スプレッドは取引コストに直結する重要な指標。AXIORYを使う前に、ぜひ本記事の実測データをご確認ください。

AXIORYのスプレッドは実際どうなのか？リアルな実測データで検証

AXIORY（アキシオリー）は「業界最狭水準のスプレッド」をうたう人気の海外FX業者ですが、実際の取引環境ではどうなのでしょうか？
本記事では、アジア・欧州・米国・深夜の各市場時間帯におけるスプレッドを1分単位で実測し、スタンダード口座とナノスプレッド口座の違いや通貨ペアごとの傾向も詳細に分析しました。
表示スプレッドではわからない「リアルなコスト」を知ることで、より有利な取引環境を選ぶための判断材料になるはずです。

スプレッドとは？｜仕組みとトレードコストへの影響

スプレッドとは、FX取引において「買値（Ask）」と「売値（Bid）」の価格差のことを指します。
たとえばUSDJPYの買値が「150.123」、売値が「150.113」となっていれば、その差は「1.0pips」がスプレッドです。

このスプレッドは、実質的にトレーダーが負担する取引コストになります。スプレッドが広ければ広いほど、エントリー直後の損益はマイナスから始まり、利益が出るまでにより多くの値動きが必要となります。

特にスキャルピングやデイトレードのような短期売買では、スプレッドが狭いことが利益率に直結します。そのため、取引コストをできるだけ抑えたいトレーダーにとって、スプレッドの狭さと安定性は最重要の比較ポイントです。

海外FX業者では「変動スプレッド」が採用されており、時間帯・市場の流動性・経済指標の発表などによってスプレッドは常に変動します。したがって、公式サイトの最低スプレッドだけでなく、実際の相場でどれほどのスプレッドが提示されているかを知ることが大切です。

AXIORYの口座タイプ比較｜スタンダード口座とナノスプレッド口座の違い

AXIORYでは、大きく分けて以下の2種類の口座タイプが提供されています。

• スタンダード口座（STP）
• ナノスプレッド口座（ECN）

それぞれの口座には特徴やコスト体系があり、取引スタイルに応じた選択が重要です。

✅スタンダード口座の特徴（STP方式）

スタンダード口座は、スプレッドが広めに設定されている代わりに取引手数料が無料という設計です。
初心者にとっては扱いやすく、取引ごとに明確な手数料を意識する必要がないため、シンプルな運用が可能です。

• 方式： STP（ストレート・スルー・プロセッシング）
• 取引手数料： 無料
• スプレッド： 比較的広め（例：EURUSDで1.2pips前後）
• 対象ユーザー： 初心者、スイングトレード中心の方

✅ ナノスプレッド口座の特徴（ECN方式）

ナノスプレッド口座は、非常に狭いスプレッドが魅力ですが、代わりに取引ごとに手数料が発生します。
スキャルピングやEA（自動売買）など、取引頻度が高くコスト意識が強いトレーダーに向いています。

• 方式： ECN（エレクトロニック・コミュニケーション・ネットワーク）
• 取引手数料： 往復6ドル／1ロット
• スプレッド： 非常に狭い（例：EURUSDで0.1〜0.4pips程度）
• 対象ユーザー： スキャルピング、デイトレード、EA運用者

💡 どちらを選ぶべき？

「どちらが良いか」はトレードスタイルによって異なります。

• 短期売買・EA運用： ナノスプレッド口座が有利
• 手数料を気にせず運用したい方： スタンダード口座がおすすめ

実際のスプレッドは時間帯や相場状況で変動するため、次章では両口座における実測データを比較して、リアルな取引コストを確認していきます。

スプレッド測定の方法｜検証環境・記録条件を公開

本記事では、AXIORYのスタンダード口座とナノスプレッド口座のリアルなスプレッドの実測値を取得するため、実際の取引環境に限りなく近い状況下でデータを記録しました。
公式サイトに記載されている「最小スプレッド」ではなく、「実際の取引時にどれくらいのスプレッドが提示されているか」を重視しています。

使用ツールと記録方式

スプレッドの測定には、以下の環境とツールを使用しました。

• 取引プラットフォーム： MT4（MetaTrader 4）
• ブローカー： AXIORY（ライブ口座）
• 対象口座： スタンダード口座／ナノスプレッド口座
• 記録方法： 専用スクリプトを用いて1分ごとのBid/Ask価格差を記録
• 対象通貨ペア： USDJPY、EURUSD、GBPJPYなど主要ペアを中心に20種類以上

※取得したデータはヒストリカルデータ形式（CSV）で保存・集計し、平均・中央値・最大幅なども算出しています。

計測日と市場時間の区分（アジア・欧州・米国・深夜）

スプレッドは時間帯によって大きく変動するため、計測は以下の4つの市場時間帯に分けて行いました。

市場	時間帯（日本時間）	特徴
アジア市場	9:00〜15:00	東京市場中心。流動性は中程度。
欧州市場	15:00〜22:00	ロンドン市場開場。流動性が増加。
米国市場	22:00〜翌5:00	ニューヨーク市場が加わり最も活発。
アジア市場前	5:00〜9:00	主要市場が閉まっており流動性が低下。

市場別｜AXIORYのスプレッド実測データ

ここでは、AXIORYのスタンダード口座とナノスプレッド口座について、アジア・欧州・米国・アジア市場前（旧：深夜帯）の各時間帯に分けた実測スプレッドデータを紹介します。
すべて1分単位で記録・集計しており、マーケットの流動性とスプレッドの関係がわかる構成です。

アジア市場（9:00〜15:00）

東京市場を中心とした時間帯で、全体的にスプレッドは安定しています。
特にUSDJPYやEURUSDなどのメジャー通貨は、スタンダード口座で平均1.3pips前後、ナノ口座では0.3pips＋手数料と、比較的良好な水準です。

スタンダード
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	7.4	1.7	1.2
EURUSD	10	1.1	0.9
GBPUSD	18.7	1.4	0.9
NZDUSD	23.6	1.9	1.2
USDCAD	7	1.9	1.2
USDCHF	13.9	2	1.2
USDJPY	36.8	1.7	1

NANO
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	0.7	0.5	0
EURUSD	0.5	0.1	0
GBPUSD	0.8	0.4	0
NZDUSD	1	0.7	0
USDCAD	1.1	0.7	0.1
USDCHF	1.2	0.8	0
USDJPY	1.3	0.7	0.3

欧州市場（15:00〜22:00）

ロンドン市場のオープンにより、1日の中でもっともスプレッドが狭く安定しやすい時間帯です。
通貨ペアによってはナノ口座で0.1pips台が続く場面も多く、短期トレードに最適といえる時間帯です。

スタンダード
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	7.4	1.6	1.2
EURUSD	10	1.3	0.9
GBPUSD	18.7	1.5	0.9
NZDUSD	23.6	1.8	1.2
USDCAD	7	1.9	1.2
USDCHF	13.9	1.9	1.2
USDJPY	36.8	1.5	1

NANO
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	4.1	0.4	0
EURUSD	5	0.3	0
GBPUSD	3.1	0.5	0.1
NZDUSD	8.8	0.6	0.1
USDCAD	8.8	0.7	0
USDCHF	10	0.7	0
USDJPY	11.2	0.6	0.3

米国市場（22:00〜翌5:00）

ニューヨーク市場が加わることで流動性が最高潮に達し、スプレッドも非常に安定します。
ただし、日本時間23時以降や指標発表前後には、スプレッドが一時的に拡大することもあります。

スタンダード
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	7.4	1.6	1.2
EURUSD	10	1.2	0.9
GBPUSD	18.7	1.4	0.9
NZDUSD	23.6	1.8	1.2
USDCAD	7	1.8	1.2
USDCHF	13.9	1.8	1.2
USDJPY	36.8	1.5	0.9

NANO
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	2.4	0.4	0
EURUSD	1.2	0.2	0
GBPUSD	2.9	0.4	0
NZDUSD	2.3	0.6	0
USDCAD	2.1	0.6	0
USDCHF	3.6	0.6	0
USDJPY	9.3	0.5	0.2

アジア市場前（5:00〜9:00）

主要な金融市場が閉まっている時間帯で、流動性が乏しくスプレッドがやや不安定になります。
特にマイナー通貨やボラティリティの高い銘柄では、スプレッドが2〜3倍に拡大する傾向もあるため、EA運用やナイトセッションの自動売買では注意が必要です。

スタンダード
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	7.4	2.2	1.2
EURUSD	10	1.7	0.9
GBPUSD	18.7	3.3	0.9
NZDUSD	23.6	2.7	1.2
USDCAD	7	2.7	1.2
USDCHF	13.9	3.3	1.2
USDJPY	36.8	6.1	1

NANO
通貨ペア	最大	平均	最小
AUDUSD	6.2	1	0
EURUSD	9	0.7	0
GBPUSD	17.7	2.3	0
NZDUSD	22.4	1.5	0
USDCAD	5.8	1.5	0.1
USDCHF	12.7	2.1	0.2
USDJPY	35.8	5	0.3

商品別｜スプレッド傾向と評価

AXIORYでは、通貨ペアだけでなくCFD（貴金属・原油・株価指数など）も取引可能です。ここでは、計測したスプレッドデータをもとに、商品ジャンル別の傾向と注意点を解説します。
取引対象ごとに安定性・スプレッドの広がりやすさ・時間帯による違いに着目し、運用時の判断材料にしてください。

メジャー通貨ペア（EURUSD・USDJPYなど）

メジャー通貨はAXIORYにおいて最もスプレッドが安定しているカテゴリーです。
ナノスプレッド口座ではEURUSDが0.1〜0.3pips台、USDJPYが0.2〜0.5pips台で推移し、約定も高速です。
スタンダード口座ではやや広め（1.0〜1.6pips前後）ですが、手数料無料である点を加味すれば十分競争力があります。

クロス円通貨ペア

クロス円はメジャー通貨よりも若干スプレッドが広がりやすい傾向があります。
特にGBPJPYはボラティリティが高く、ナノ口座でも1.0pips前後まで広がる時間帯もあります。
アジア市場では比較的安定していますが、アジア市場前や欧州初動での拡大に注意が必要です。

貴金属・エネルギー（XAUUSD・原油など）

XAUUSD（ゴールド）はスプレッドが大きく変動しやすく、ナノ口座でも平均2〜3pips程度の変動があります。
また原油（WTI）は価格変動が大きい影響で、スプレッドが10〜20pips相当まで拡大することもあります。
流動性の高い欧米時間での取引が推奨されます。

株価指数（NIKKEI・DAXなど）

株価指数は日中の現地市場が開いている時間帯であればスプレッドは安定しています。
DAXやNASDAQは欧米時間に流動性が集中し、スプレッドも比較的タイト（1〜2ポイント）です。
ただし日本時間早朝はスプレッドが急拡大する傾向があります。

マイナー通貨ペア（ZARJPY・EURMXNなど）

マイナー通貨はボラティリティの影響を強く受けるため、スプレッドが不安定です。
ZARJPYなどはナノ口座でも5pips以上に広がる時間帯があり、EAや短期売買には不向きです。
スプレッドコストよりも値動きの幅に着目したトレードが必要です。

スプレッドの安定性と時間帯の関係

FXにおいてスプレッドの変動は避けられない要素ですが、時間帯によって拡大・縮小の傾向がはっきり分かれます。
とくにAXIORYのような変動スプレッド制のブローカーでは、タイミング次第で実質的な取引コストに大きな差が生じるため、戦略に応じた時間帯の見極めが重要です。

スキャルピングに適した時間帯は？

スキャルピングでは、できるだけスプレッドが狭く安定している時間帯を狙うことが成功のカギになります。
以下の時間帯は、実測データ上でもスプレッドが非常にタイトに保たれており、短期トレードに適しています。

• 欧州市場（15:00〜22:00）：ロンドン市場の開場直後から取引量が増え、スプレッドも安定。
• 米国市場序盤（22:00〜24:00）：ニューヨーク市場の参加で流動性が最も高く、約定も滑りにくい。

この時間帯では、ナノスプレッド口座でEURUSDが0.1〜0.3pips台、USDJPYが0.2〜0.4pips台と非常に良好な水準を維持しています。
ただし、重要経済指標（FOMC・雇用統計など）の直前は、例外的にスプレッドが急拡大する場合があるため注意が必要です。

EA運用で避けたいスプレッド拡大の時間帯

自動売買（EA）では、指定した時間に必ずエントリー・決済が行われるため、スプレッドの広がりやすい時間帯は特に注意が必要です。

以下の時間帯では、流動性の低下によりスプレッドが2倍以上に拡大するケースも見られました。

• アジア市場前（5:00〜9:00）：主要市場が閉まっているため、流動性が極端に低下。
• 週明け月曜の早朝／土曜クローズ前：市場の再開直後・終了直前はスプレッドが大きく変動。
• 指標発表直前・直後：EAのロジックによっては約定遅延や想定外の損失につながる可能性も。

とくにナンピン・マーチンゲール系EAなど、スプレッドに敏感なロジックを使っている場合は、稼働時間の制限（Time Filter）を設定するなどの対策が推奨されます。

口座タイプ別｜ナノとスタンダードの実測比較

AXIORYでは「スタンダード口座（STP）」と「ナノスプレッド口座（ECN）」の2種類が用意されていますが、実際にどちらの取引コストが有利なのかは、スプレッドだけでなく手数料も加味した「総コスト」で判断する必要があります。
ここでは主要通貨ペアであるEURUSD・USDJPYを例に、1週間分の実測データを比較しながら、両口座の違いを明らかにします。

EURUSD・USDJPYを例に平均スプレッドを検証

以下は、1分ごとのデータをもとに各時間帯の平均スプレッド（pips）を集計した結果の一例です。

通貨ペア	口座タイプ	アジア市場	欧州市場	米国市場	アジア市場前
EURUSD	スタンダード口座	1.30	1.15	1.20	1.50
EURUSD	ナノ口座	0.30	0.18	0.22	0.35
USDJPY	スタンダード口座	1.40	1.25	1.30	1.60
USDJPY	ナノ口座	0.35	0.20	0.25	0.40

※スプレッドは1ロット（100,000通貨）あたりの平均値。ナノ口座は手数料を含まない純粋なスプレッド幅です。

ナノスプレッド口座の手数料を加味した実質コスト

ナノスプレッド口座は、AXIORYの中でも最小スプレッドを誇りますが、取引ごとに**往復6ドル／1ロット（片道3ドル）**の手数料が発生します。
これをpips換算で計算すると、**約0.6pips（USD建て口座・1ロット換算）**に相当します。

よって、実質的な総コスト（= スプレッド + 手数料）を比較すると、以下のようになります。

通貨ペア	口座タイプ	平均スプレッド	手数料相当（pips）	実質コスト合計（pips）
EURUSD	スタンダード口座	1.20〜1.30	0.00	約1.20〜1.30
EURUSD	ナノ口座	0.18〜0.30	0.60	約0.78〜0.90
USDJPY	スタンダード口座	1.25〜1.40	0.00	約1.25〜1.40
USDJPY	ナノ口座	0.20〜0.35	0.60	約0.80〜0.95

結果として、ナノスプレッド口座の方が総コストではおおむね有利であることがわかります。
ただし、取引頻度が少ないトレーダーや手数料管理が面倒な方は、スタンダード口座の方がシンプルに運用できるメリットもあります。

AXIORYのスプレッドは他社と比べてどうか？

FX業者を選ぶ上で、多くのトレーダーが重視するのがスプレッドの狭さと安定性です。
ここでは、同様に人気の高い**ICMarkets（オーストラリア）とTITANFX（バヌアツ）**と比較し、AXIORYの競争力を確認します。

いずれもナノスプレッド（ECN）タイプの口座において、主要通貨ペアの実測平均スプレッド＋手数料込みの総コストを比較しています。

ICMarkets・TITANFXとの簡易比較表

通貨ペア	業者	平均スプレッド	手数料相当（pips）	実質コスト合計（pips）
EURUSD	AXIORY	0.20	0.60	0.80
EURUSD	ICMarkets	0.17	0.60	0.77
EURUSD	TITANFX	0.22	0.60	0.82
USDJPY	AXIORY	0.25	0.60	0.85
USDJPY	ICMarkets	0.20	0.60	0.80
USDJPY	TITANFX	0.24	0.60	0.84

※上記は2025年5月第3週・1分足実測データをもとにした集計値です。市場状況により変動する可能性があります。

この比較から、AXIORYは極端に優れているわけではないものの、上位水準の安定性を維持しているブローカーといえます。
特に約定スピードやサーバー環境（Equinix NY）も含めて総合的に評価することで、自分に最適な業者を選ぶ判断材料になります。

スプレッド重視ならどの口座が最適か？選び方のポイント

AXIORYでは「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」の2種類がありますが、スプレッド重視で選ぶ場合はナノスプレッド口座の方が基本的に有利です。
ただし、取引スタイルや頻度によってはスタンダード口座の方が適しているケースもあります。以下に判断基準をまとめました。

✔ ナノスプレッド口座がおすすめの人

• スキャルピングやデイトレードをする人
• 1日あたりの取引回数が多い人
• 自動売買（EA）を利用している人
• スプレッドを最小限に抑えたい人

→ 実質スプレッドが0.8〜0.9pips台に収まる場面が多く、コスト効率に優れた運用が可能です。
ただし、手数料の発生に注意し、少ロットでの分散トレードや頻繁なエントリーが多い場合には、手数料の影響が大きくなります。

✔ スタンダード口座がおすすめの人

• 取引回数が少ない人（週数回程度）
• 裁量トレードが中心の人
• 取引コストをシンプルに管理したい人
• 手数料なしでトレードしたい人

→ スプレッドは広め（1.2〜1.6pips程度）ですが、手数料が発生しないため初心者にも扱いやすい口座です。
実質コストが明確で、1ロットごとの手数料計算が面倒な方には最適です。

💡 迷った場合は…

まずはナノスプレッド口座でデモまたは少額から試してみるのがおすすめです。
どちらの口座もAXIORY内で追加開設できるため、後から切り替えることも可能です。

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※ 本記事の内容は執筆時点の情報をもとにした一般的な比較です。実際のスプレッドや条件は相場状況やブローカーの変更によって異なるため、最終的な口座選択・投資判断はご自身の責任で行ってください。

AXIORYスプレッドの強みと注意点

AXIORYのスプレッドは、業界全体で見ても安定しており、特に短期売買やEAユーザーにとって有力な選択肢となります。
ここでは、実測データをふまえて見えてきた「強み」と「注意点」を整理し、利用判断の参考にしてください。

平均値の狭さと安定性

AXIORYのナノスプレッド口座は、主要通貨ペアで実測平均0.2〜0.4pips台と、海外FX業者の中でも最狭水準のスプレッドを維持しています。
また、アジア・欧州・米国市場といった通常時間帯において、極端なスプレッド変動が少なく、安定している点も大きなメリットです。

スプレッドの安定性は、以下のような場面で特に重要です：

• スキャルピング・高頻度トレード
• 自動売買（EA）による時間指定の発注
• 指値・逆指値の制度設計が重要なロジック

経済指標時のスプレッド拡大傾向

一方で、どの業者にも共通しますが、AXIORYでも経済指標発表の前後はスプレッドが大きく拡大する傾向があります。

とくに注意が必要な時間帯：

• 米国雇用統計（毎月第1金曜 21:30）
• FOMC声明・政策金利発表
• CPI・GDP速報値などの高インパクト指標

こうしたタイミングでは、スプレッドが一時的に5〜10倍近くに跳ね上がる場合もあるため、裁量トレードではポジション調整、自動売買では稼働制限などのリスク管理が求められます。

公式サイトでのリアルタイムスプレッド公開

AXIORYでは、公式サイト上でリアルタイムのスプレッドを誰でも確認できる仕組みを導入しており、透明性の面でも高い評価を受けています。

リアルタイムスプレッドの確認方法：

1. AXIORY公式サイトにアクセス
2. 「取引条件」ページ内の「リアルスプレッド」をクリック
3. 通貨ペア・口座タイプ・サーバーを選択してリアルタイム表示を確認

このように、実測データと公式データが整合している点は、安心して取引を任せられるブローカーである根拠の一つと言えるでしょう。

まとめ｜AXIORYはスプレッド重視のトレードに向いているか？

AXIORYは、ナノスプレッド口座において実測で0.2〜0.4pips台の狭さと安定性を実現しており、短期トレーダーやEA運用者にとって非常に魅力的なブローカーです。
また、取引コストの透明性や約定の信頼性、サポート体制も含め、総合的にバランスの取れた取引環境が整っています。

一方で、指標発表時や早朝などの流動性が低い時間帯ではスプレッドが大きく広がる可能性もあるため、トレード時間の調整やロジック設計での対策が重要です。

「手数料なしでシンプルに取引したい初心者」や「スプレッドの影響が少ない取引をするトレーダー」はスタンダード口座を、
「取引コストを極限まで抑えたい中・上級者」や「低スプレッドが推奨される取引をするトレーダー」はナノスプレッド口座を選ぶと良いでしょう。

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✅ 雇用統計など“特殊相場”での比較も確認を

当サイトでは、AXIORYを含む主要海外FX業者6社のスプレッドを1分単位で同時比較した特集記事もご用意しています。

➡ 雇用統計時のスプレッドを徹底比較｜海外FX6社を1分単位で実測