完全無料で使える!スキャルピングEA全部検証|MT4向け厳選16本

無料で使えるスキャルピングEA(MT4対応)を探している方へ。
本記事では、MQL5で配布されている人気・注目の無料スキャルピングEAを徹底検証し、成績の良かったEAもランキング形式で紹介します。
MT4初心者でも使いやすいものから、実際にバックテストで好成績を収めたものまで厳選して掲載しています。EAのダウンロード方法・使い方・注意点までまとめて解説します。

目次

スキャルピングEAの検証方法・テスト条件の解説

  • バックテスト期間は2021年の1年間
  • スプレッドは0.2pips(2ポイント)でテスト
  • 初期資金10,000USD
  • 初期LOT0.01(MM設定なしの場合)
  • パラメーターの変更なし
  • 複数通貨ペアで運用する仕様のEAは対象外
  • 条件指定がないEAはEURUSD:M5またはM15でテスト
  • 誰がやっても同じ結果になるバックテストを原則とする
  • テストで使用したMT4の海外FX業者はTITANFX

免責事項|スキャルピングEAバックテスト結果について

本記事で紹介しているスキャルピングEA(以下「EA」)の取引結果は、すべてMT4によるバックテスト結果に基づいており、リアルトレードにおける実際の成果を保証するものではありません。

スキャルピングEAの使用は各ユーザーの自己責任となり、EAの利用によって発生した損失や損害に関して、当サイトは一切の責任を負いません。

掲載中のEAは、提供者の都合により内容や価格が変更されたり、配布が停止される場合がありますので、利用前に必ず最新の情報をご確認ください。

【最新版】無料スキャルピングEAのバックテスト結果一覧

ここでは、MT4に対応した無料スキャルピングEAのバックテスト結果を一覧で紹介しています。
各EAはすべて実際にダウンロード可能なMQL5配布の無料EAを使用し、同一条件でテストを実施しました。
「どのスキャルピングEAが勝てるのか?」「本当に使えるEAはあるのか?」という疑問に答えるべく、収益性・安定性・PF・勝率・年利などを比較しています。

気になるEAがあれば、MQL5からすぐに無料ダウンロードが可能です。
EA選びに迷っている方は、このバックテスト結果を参考にして、まずはデモ口座で試してみることをおすすめします。

無料スキャルピングEAのバックテスト結果-挿絵

BBarsio AUDCAD|BBアルシオ・AUDCAD


無料で使えるMT4対応スキャルピングEA「BBarsio Expert Advisor」は、AUDCAD専用の通貨ペアEAです。動作はM5~M15の時間足に最適化されており、固定ロットで自動売買を行います。

このスキャルピングEAは、トレンドの継続ポイントや反転ポイントを見極める独自ロジックを搭載し、偽シグナルを除外しながら1ポジションずつ慎重にエントリーを行います。取引終了は利確または転換シグナルの発生時に自動で行われます。

MT4の戦略テスターでは全通貨ペアでのテストが可能ですが、実際のリアルトレードではAUDCAD専用である点に注意してください。バックテストおよびパラメータ最適化にはオープンプライスモデルが使用されています。

2021
2021年のMT4バックテスト結果
  • 取引回数:238回 →
    1年間を通して平均的な頻度のスキャルピングEA
  • プロフィットファクター(PF):1.09 →
    損益比率はややプラス傾向
  • 勝率:67.23% →
    スキャルピングEAとしては比較的高水準
  • 年間収益率:0.1% →
    ロットが小さい設定のため利益は控えめ

スキャルピングEAとしては取引回数がやや少なめのため、MT4で3年以上の長期バックテストを行うことで、より正確な成績が見えるでしょう。

Dark Venus|ダークヴィーナス

Dark Venusは、MT4に対応した完全自動売買型のスキャルピングEA(エキスパートアドバイザー)であり、高頻度なトレードが特徴です。エントリーはBollinger Bands(ボリンジャーバンド)に基づいたロジックを採用しており、相場の中から安全性の高いタイミングを見つけ出します。

この無料スキャルピングEAは、設定の柔軟性が高く、さまざまな時間足(タイムフレーム)やスキャルピング戦略に対応可能です。ただし、バックテストとリアルトレードでは使用可能な通貨ペアに違いがある場合があるため、導入前には注意が必要です。

202101-04
バックテスト202101-04
  • 3ヵ月のバックテスト結果
    (MT4:2021年1月〜4月)
    • 取引回数:1195回 →
      非常に高頻度でトレードを行うスキャルピングEA
    • プロフィットファクター(PF):0.32 →
      損失が利益を大きく上回っており、リスクリターンのバランスが悪い
    • 勝率:68.70% →
      一見高めの勝率だが、損益構造とのバランスに注意が必要
    • 年間収益率:-95.7% →
      大幅なマイナス収益で、長期運用には不向きな可能性がある
202105-202201
202105-12
  • 8ヵ月のバックテスト結果(MT4:2021年5月〜12月)
    • 取引回数:2706回 →
      非常に高頻度なスキャルピングEAで、1日10回以上のトレードも想定される
    • プロフィットファクター(PF):2.19 →
      損益比率が良好で、安定した収益が期待できるレベル
    • 勝率:72.62% →
      高勝率タイプのスキャルピングEAで、連勝傾向のあるトレードスタイル
    • 年間収益率:29.4% →
      現実的かつ十分に優秀なパフォーマンスで、長期運用にも向く可能性あり

2021年4月には大きなドローダウンが発生しバックテスト上では実質的に破綻しています。
その後の5月〜12月では約+30%の収益を記録していますが、リスクに対するリターン(リスクリワード)のバランスが悪く、スキャルピングEAとしての安定性には課題が残る印象です。

EA Scalping Expert|EAスキャルピング・エキスパートEA


EA Scalping ExpertはMT4対応のスキャルピングEAです。EURUSD(ユーロドル)通貨ペアのH1(1時間足)チャートでバックテストしました。
このEAは、同一口座内で複数稼働ができない仕様のため、単体での運用が前提となります。
毎日トレードを行うタイプではなく、数日~数週間にわたって最適なエントリーポイントを見極める、低頻度型の自動売買EAです。
価格のボラティリティ(変動性)を活用した戦略を用いており、短期的なトレンド変化を狙う設計となっています。

2021 (1)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:383回 →
中頻度のスキャルピングEAで、週1〜2回ペースのトレード設計
プロフィットファクター(PF):0.92 →
損益比率が1.0を下回っており、手数料やスプレッドの影響でマイナス運用になりやすい傾向
勝率:50.13% →
勝率はほぼ半々だが、損益構造が損失寄りである点に注意
年間収益率:-0.2% →
トータルではほぼ収支ゼロで、実用性の低い結果となっている

PF0.92かつ勝率50.13%という数値では、スプレッドや手数料を加味すると実質的にマイナスとなる可能性が高く、スキャルピングEAとしては“コスト負け”しやすい設計といえます。
特にMT4でのリアル運用を想定する場合、低スプレッドの環境が必須条件となるでしょう。

FlySystemEA Pro|フライシステムEAプロ


FlySystemEA Proは、MT4対応の純粋なスキャルピングEAで、EURUSD(ユーロドル)のH1(1時間足)タイムフレーム専用に設計されたエキスパートアドバイザーです。
このEAは、ペンディングオーダー(指値・逆指値)を活用してポジションを管理しながらトレードを行います。
スプレッドの狭いECN口座や、手数料の安い海外FXブローカーでの運用が推奨されており、取引コストの影響を最小限に抑えることが重要です。
また、設定は外部ファイルから柔軟に変更でき、テイクプロフィット(利確)やマネーマネジメント(資金管理)に関する各種パラメータ調整も可能となっています。

2021 (2)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:221回 →
週4〜5回程度のエントリー頻度で、比較的トレード機会を絞るスキャルピングEA
プロフィットファクター(PF):4.66 →
非常に高い損益比率で、リスクを抑えつつ利益を大きく伸ばすロジックが確認できる
勝率:53.39% →
勝率は高くないが、損小利大の設計により収益を確保している
年間収益率:0.3% →
テスト条件ではロットが小さめなため、実際の収益はやや控えめ

勝率は53.39%と5割程度ですが、損小利大のトレードロジックによりバックテストでは安定した右肩上がりの損益曲線が確認できます。
特にプロフィットファクター(PF)が4.66と非常に優秀であるため、ロットサイズを調整した上でMT4による長期バックテスト(20年以上)の実施を推奨します。
実際のパフォーマンスや資金増加の推移をより明確に確認できるでしょう。

Forex Fraus Dobby|フォレックス・フラウス・ドビー

Forex Fraus Dobbyは、MT4対応のスキャルピングEAで、EURUSD(ユーロドル)の1分足(M1)チャートで動作する超短期型の自動売買システムです。
このEAは、ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)を用いたエントリーロジックを採用しており、相場の過熱感や反転ポイントを捉える設計となっています。
ポジションのクローズには、トレーリングストップ機能を使用し、利幅を最大化しながら損失を限定するリスク管理手法が組み込まれています。
高頻度トレードが可能なM1スキャルピングEAとして、短期売買を重視するトレーダーに適した設計です。

2021 (3)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:1139回 →
1年間で1,000回以上のエントリーがあり、非常に高頻度なスキャルピングEA
プロフィットファクター(PF):0.35 →
トレード回数は多いものの、損失のほうが利益を大きく上回る傾向
勝率:73.13% →
高い勝率を記録しているが、リスクリワードが悪く“コツコツドカン型”の損益構造になっている可能性あり
年間収益率:-97.2% →
大幅なマイナス成績で、リアルトレードでの運用は非常に危険な水準

損益曲線からは「相場を“完全に制御”しよう」とするロジック設計の傾向が見受けられ、スキャルピングEAとしてはリスク管理が甘い印象です。
特に2021年11月のバックテスト期間中に破綻が発生しており、リアルトレードでの運用は極めて危険といえます。

Forex Fraus MAD DOG|フォレックス・フラウス・マッドドッグ

Forex Fraus MAD DOGは、MT4対応の無料スキャルピングEAで、EURUSDの1分足(M1)をメインに高速取引を行う自動売買ツールです。
シグナル処理にはインジケーターを使用せず、ティックデータと複数時間足(M1・H1)の情報を活用。
3つの取引モード(Normal/Turbo/Extreme)を備え、リスク管理機能やトレーリングストップ、PUSH通知機能も搭載しています。
高頻度トレードを好む方や、柔軟な資金管理設定を重視するユーザーに適した設計です。

2021 (4)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:94回 →
トレード回数は少なめで、チャンスを厳選するタイプのスキャルピングEA
プロフィットファクター(PF):0.75 →
勝率は高いが、損益比率が悪く損失が利益を上回る設計
勝率:75.47% →
高勝率ではあるものの、**小さな利益を積み重ねる“コツコツ型”**の傾向
年間収益率:-10.9% →
長期的には資金が減少していく可能性が高く、実運用には注意が必要

損切りを行う設計がある点は評価できますが、全体としては“コツコツドカン型”のスキャルピングEAに分類され、リスクリワードのバランスが崩れやすい構造です。
高勝率にもかかわらず年間収益がマイナスのため、実運用ではドローダウン対策やロット調整が不可欠でしょう。

Kwm Super Hero Robo|スーパーヒーローロボ

このEAは、EURUSDのH1タイムフレームに対応したMT4用スキャルピングEAで、エクストリームなトレンド指標に基づく戦略を採用しています。
固定距離のグリッドは使用せず、新たな売買シグナルごとにポジションを発動。買い・売り両方向の同時運用に対応しており、ヘッジ戦略のようなトレードスタイルも可能です。
また、高度なトレンドフィルターによって取引の質を向上させており、スキャルピングトレーダー向けのEAとして設計されています。ストップロスは非使用の設計のため、運用前には必ずMT4の戦略テスターで検証し、最適なパラメーターに調整することが推奨されます。

2021 (5)
バックテスト2021
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:39回 →
      年間のトレード回数は非常に少なく、厳選されたタイミングのみでエントリーするタイプのスキャルピングEA
    • プロフィットファクター(PF):5.01 →
      非常に優れた損益比率で、1回のトレードごとのリターン効率が高い
    • 勝率:97.44% →
      ほとんどのトレードで勝利しており、高精度なロジックを搭載したEAであるといえる
    • 年間収益率:0.3%→
      ロットサイズが小さい設定のため、収益自体は控えめ。長期検証やロット調整が望ましい

年間33回という非常に少ない取引数から、エントリーポイントを厳選するタイプのスキャルピングEAであることが分かります。
高いプロフィットファクターを活かすためには、ロットサイズの調整と、MT4による20年以上の長期バックテストを実施することが推奨されます。
長期検証により、安定性やドローダウン傾向をより正確に評価できるでしょう。

MFL scalper01|スキャルパー01

MFL scalper01は、MT4に対応した低リスク設計のスキャルピングEAで、グリッドやマーチンゲールといった高リスクなロジックは一切使用しません。
エントリー後の多くのポジションは、1時間以内に自動クローズされる設計となっており、短時間での利確を重視した安全志向のスキャルピング戦略が特徴です。

2021 (6)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:684回 →
      安定した頻度でトレードを重ねるスキャルピングEAで、毎日複数回の取引が想定される
    • プロフィットファクター(PF):2.56 →
      損益比率が非常に良好で、リスクに対してしっかりと利益を確保できる設計
    • 勝率:86.55% →
      高勝率と損小利大が両立されており、安心感のあるロジックが魅力
    • 年間収益率:1.2% →
      収益は控えめだが、ロット調整や長期運用によって収益性向上が見込める

取引回数が684回と十分なボリュームがありながら、PF2.56・勝率86.55%という非常に優れた成績を記録しているスキャルピングEAです。
短期テストでもこれだけの安定性を示しているため、MT4で5年〜10年以上の長期バックテストを行い、継続的なパフォーマンスを確認する価値があります。

Multicurrency Scalper|マルチカレンシー・スキャルパー

Multicurrency Scalperは、MT4対応の無料スキャルピングEAで、複数の通貨ペアに対応しながらM1(1分足)チャートで動作する自動売買ツールです。
EURUSD、USDJPY、GBPUSD、XAUUSDなど、幅広い通貨ペアで稼働可能で、危険な戦略(グリッド・マーチンゲール)を一切使用しない安全志向の設計が特徴です。

本EAは勝率67%前後の堅実なトレードスタイルを持ち、初心者でも使いやすい設計と、柔軟なリスク管理機能(自動ロット調整・スプレッド制御)を搭載しています。
ただし、バックテストの結果にはばらつきがあり、安定性に欠ける側面もあるため、デモ口座での検証後に実運用するのがおすすめです。

2021 (7)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:493回 →
      1年間で約500回のエントリーがあり、比較的高頻度なスキャルピングEAに分類
    • プロフィットファクター(PF):0.75 →
      損益比率が悪く、トレード回数の多さに対して収益性が伴っていない
    • 勝率:60.65% →
      勝率は一定水準にあるが、損切りが大きくリスクリワードに課題が残る構造
    • 年間収益率:-99.9% →
      ほぼ全損レベルのマイナス成績で、リアルトレードでの使用は非常に危険

EAは1分足(M1)で動作するスキャルピングEAですが、バックテスト結果とロジックの整合性に不安が残ります。
MT4で再現性のあるバックテストが取れないEAは、開発段階でのロジック設計に問題がある可能性が高く、リアル運用に適さないケースが多いです。
ロジックの信頼性を重視するなら、ティックデータとの整合性やドローダウンの検証を必ず行うことを推奨します。

Night channel scalper|ナイト・チャネル・スキャルパー

Night Channel Scalperは、MT4に対応した完全自動のスキャルピングEAで、深夜の2〜3時間だけに限定したナイトトレード戦略を採用しています。
取引はM5〜M15タイムフレームに最適化されており、グリッド・マーチンゲール・ヘッジを一切使わない安全志向のロジック設計が特徴です。

本EAは、ストップロスやテイクプロフィットを固定またはダイナミックに設定できる柔軟なリスク管理機能を搭載。初期ロット・トレーリングストップ・ブレイクイーブンなどの詳細なパラメーター調整も可能です。
最小入金額は1通貨ペアあたり10〜15ドル(レバレッジ1:500)と低資金運用にも対応しており、コツコツ型のスキャルピングを実践したいトレーダーに適しています。

2021 (8)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:3回 → 年間を通じてわずか3回のトレードしか行われておらず、極端に低頻度なスキャルピングEA
プロフィットファクター(PF):記録なし → データ不足によりPFの算出不可
勝率:100% → 全トレードで勝利しているが、母数が少なく再現性の検証は困難
年間収益率:0.0% → 実質的に収益は発生しておらず、収益性のある運用には至っていない

年間3回という極端に少ない取引回数では、スキャルピングEAとしての実用性はかなり限定的です。
特に、MT4におけるスプレッドやVPSコストなどの稼働コストを考慮すると、このEAを単体で運用するのは非効率と言わざるを得ません。
他のEAとの併用やポートフォリオ運用の一部としての活用が現実的な選択肢となるでしょう。

Raven|レイヴン

Ravenは、チャネルスキャルピング戦略を採用したMT4対応の自動売買EAで、EURUSD、GBPUSD、AUDUSD、EURAUDなど複数の通貨ペアに対応します。
プルバックの極端な位置でトレンド方向にエントリーするアルゴリズムにより、リスクを最小限に抑えながら着実なトレードを目指す構造となっています。
EAには、固定ロットからダイナミックロット、シグナルストップ、ドローダウンによる自動クローズなど、柔軟なリスク管理機能を多数搭載。さらに、マーチンゲールやグリッドモードのオンオフ設定も可能なため、保守的な運用から積極的な運用までスタイルを選ばず活用できます。
推奨スプレッドは最大2ポイント、推奨初期資金は$200(またはセント口座で200セント)で、初心者から上級者まで対応。
低ドローダウンかつ継続的な利益確保を目指した設計で、長期安定運用やPAMMアカウントへの適用にも適しています。

2021 (9)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:4179回 → 非常に高頻度なスキャルピングEAで、1日あたり十数回以上の取引が想定される
プロフィットファクター(PF):0.74 → トレード数の多さに反して損益比率が悪く、コストや損失が利益を上回っている状態
勝率:59.11% → 一見安定した勝率に見えるが、リスクリワードのバランスに難あり
年間収益率:-74.4% → 大幅な資金減少が発生しており、実運用では非常に危険なレベル

プロフィットファクター(PF)が0.74と低く、加えて勝率も59.11%にとどまっているため、年間収益が大幅マイナスとなったのは必然といえる結果です。
スキャルピングEAにおいては、勝率と損益比のバランスが極めて重要であり、どちらかが欠けるとトータル成績が大きく崩れる典型例といえるでしょう。

Scalper Mars|スキャルパー・マーズ

Scalper Mars EAは、MT4に対応した1分足(M1)専用のスキャルピングEAで、MACD・RSI・EMAといった標準インジケーターを用いた短期トレード戦略を採用しています。
マーチンゲールやグリッドロジックを使わず、1回ごとのトレードリスクを明確に管理できる構造が特徴です。

エントリーポイントは、ローカルの高値・安値付近に配置されたストップ注文に基づき、ストップロスとテイクプロフィットは同値幅で設定。最大ストップ幅はパラメータで制御可能で、ニュースリリースによる影響も想定された設計となっています。
推奨ブローカーは低スプレッドのECN口座で、FIFOルール対応のアメリカ系ブローカーでも使用可能。
初期証拠金はロット0.1で$1,000以上が推奨されており、安定した短期取引を求めるユーザーに適したEAです。

2021 (10)
2021年のMT4バックテスト結果


1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
取引回数:73回 →
取引頻度は少なめで、厳選したタイミングでエントリーするタイプのスキャルピングEA
プロフィットファクター(PF):0.86 →
損益比率が1.0を下回っており、利益よりも損失がやや多い構造
勝率:60.27% →
勝率は一定水準を保っているが、トレード単位での収益確保にはやや弱い印象
年間収益率:-1.8% →
若干のマイナス収支で、リアル運用ではスプレッドや手数料によりさらに不利になる可能性あり

1分足(M1)を使用するスキャルピングEAとしては、取引回数が73回とかなり少なく、トレード機会を絞り込む設計になっています。
一般的にM1スキャルパーは高頻度トレードが主流ですが、本EAはあえて厳選した条件下のみでエントリーするタイプであり、その分リスクリワードや勝率バランスが非常に重要になります。

Scalping GBPNZD|スキャルピング・GBPNZD

本EAは、MT4対応のGBPNZD専用スキャルピングEAで、M5(5分足)タイムフレームに特化した自動売買戦略を実装しています。
標準ロット0.01から稼働可能で、バックテストでは勝率約70%を記録するなど一定の成績を示しています。

ただしこの無料バージョンは、高リスクなロジックを含む「危険な戦略版」と明示されており、マーチンゲールの使用も可能な設計となっています。
マーチンゲール設定が有効な場合、連敗時にロットサイズを倍増させて損失を回収する仕組みとなっており、資金管理が極めて重要です。
また、自動ロット調整機能(Autolotsize)は無効化されており、固定ロットでの運用が前提となるため、初心者には推奨されません。
スプレッド制御や警告アラート機能は搭載されているものの、使用には慎重な検証とリスク許容度の確認が不可欠です。

2021 (11)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:821回 →
      安定した頻度でのエントリーを繰り返す、高稼働型のスキャルピングEA
    • プロフィットファクター(PF):2.51 →
      非常に優秀な損益比率で、トレード1回ごとの利益効率が高い設計
    • 勝率:72.96% →
      7割を超える高勝率で、リスクを抑えつつ継続的に利益を積み上げられる
    • 年間収益率:8.0% →
      リアル運用においても再現性が期待できる、堅実なパフォーマンスを持つEA

バックテストではPF2.51・勝率72.96%と、スキャルピングEAとして非常に優秀な成績を示しています。
ロットを引き上げてのテストも気になります。
しかし、マーチンゲールの要素を含むロジックなので、資金管理やドローダウン耐性の検証を併せて行うことを強く推奨します。

Scalping Robot for M1|スキャルピング・ロボット・フォーM1

SBT Scalperは、MT4で稼働するスキャルピングEAで、EURUSDの1分足(M1)に最適化された自動売買戦略を搭載しています。
ランダムエントリーと移動平均(MA)クロス戦略を組み合わせたユニークなエントリーロジックが特徴で、ExnessやTickmillなどのゼロスプレッド口座に最適化されています。
エントリーは、指定回数のランダム注文またはMA条件に一致したポジションを順次発注。さらに、含み損が一定値(pips)に達した場合に追加注文を出す“高リスク設定”にも対応しており、資金に余裕のあるトレーダー向けの構造です。

多彩なパラメーターでリスク調整が可能な一方で、OpenOrdersOnNegativeProfit(損失時ナンピン)の設定は非常に危険とされており、デフォルトでは無効化されています。
このモードを有効にする場合は、最低でも$1,000以上の証拠金と高いリスク許容度が求められます。

SBT Scalperはスプレッド条件、ロット数、テイクプロフィット、損切り、追加エントリーの基準などを細かくカスタマイズ可能で、上級者向けの自由度の高いスキャルピングEAとなっています。

2021 (12)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
  • 取引回数:9,850回 →
    極めて高頻度なスキャルピングEAで、1日数十回以上のトレードが行われる設計
  • プロフィットファクター(PF):0.72 →
    勝率が非常に高いにも関わらず、損益比率が低く、リスクリワードに大きな課題あり
  • 勝率:96.99% →
    ほぼ全勝に近い驚異的な数値だが、その反面、一度の損失が全体収益に大きな影響を与える可能性が高い
  • 年間収益率:-11.2% →
    勝ちトレードを重ねながらも、最終的には資金が減少しており、典型的な「コツコツドカン型」のリスク構造

コツコツドカン型の典型例ともいえる損益構造であり、勝率97%という高精度の裏に潜むリスクの大きさが明確に表れています。
とはいえ、9,850回もの高頻度トレードにもかかわらず資金破綻を回避している点は、一定の安定性や注文管理の堅実さを評価できるポイントともいえます。

Skull Per|スカル・パー

Skull Perは、MT4に対応したシンプル操作のスキャルピングEAで、低スプレッドのメジャー通貨ペアを対象に設計された自動売買ツールです。
初心者でも扱いやすい直感的な入力パラメータと、短期での利益確保を狙うスキャルピング戦略が特徴です。
ロットサイズやテイクプロフィット、ストップロスはもちろん、トレーリングストップの設定にも対応しており、利益を伸ばしつつ損失を限定するリスク管理が可能です。
また、「Lot Multiplier(ロット乗数)」によってロットサイズを段階的に調整できる設計となっており、シンプルながら柔軟性のある資金運用にも対応します。

推奨環境はスプレッドの狭いメジャー通貨ペア(例:EURUSD、USDJPYなど)での運用で、Magic Numberによる識別管理も可能です。
完全無料で提供されており、まずはデモ口座で動作や収益性を確認した上でリアル運用に移行するのがおすすめです。

2021 (13)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:41回 →
      取引頻度はかなり低く、チャンスを厳選するスキャルピングEAの傾向
    • プロフィットファクター(PF):0.33 →
      損益比率が著しく低く、利益よりも損失が大きくなりやすい構造
    • 勝率:78.05% →
      高い勝率にもかかわらず、小さな勝ちを積み重ねる一方で大きな損失を抱える“コツコツドカン型”の傾向
    • 年間収益率:-0.7% →
      トータルでは微損となっており、リアル運用では手数料やスプレッド分でさらに不利になる可能性が高い

PF0.33という極端に低いプロフィットファクターでは、たとえ勝率が90%を超えていたとしてもロットサイズや資金管理次第で簡単に破産リスクに直結します。
特にスキャルピングEAの場合は、高勝率に見えてもリスクリワードのバランスが崩れていると一度の損失で利益をすべて吹き飛ばす可能性が高く、慎重な検証と運用が必須です。

Wave Scalper EA MT4|ウェーブ・スキャルパーEA・MT4

Wave Scalper EAは、MT4で動作するフルオートのスキャルピングEAで、プライスアクションをベースにエントリータイミングを判断し、トレーリングストップを使って利益を最大化する自動売買ツールです。
GBPUSD、EURUSD、AUDUSD、USDJPYなどの主要通貨ペアに最適化可能で、単一ポジションの運用・マーチンゲールやグリッド不使用など、安全性に配慮された設計が特徴です。

このEAは、インビジブル(非表示)ストップロスやテイクプロフィット、エントリー条件の最適化など多彩なパラメーターを備えており、リスクマネジメント機能も充実。
ロットサイズは口座残高と許容リスクに応じて自動で計算され、最大ドローダウンをトリガーにトレードを停止する安全機能も搭載されています。
開発者によって無料公開されていますが、最適なパフォーマンスを得るには通貨ペアごとにパラメーターの最適化が推奨されています。
特に「InvisibleStopLoss」「TrailingStopStart」「TakeProfit」などの値は通貨によって調整が必要です。

2021 (14)
2021年のMT4バックテスト結果
  • 1年間のバックテスト結果(MT4:2021年)
    • 取引回数:177回 →
      中程度のトレード頻度で、日中に数回エントリーするバランス型スキャルピングEA
    • プロフィットファクター(PF):0.83 →
      勝率のわりに損益比率が1未満となっており、トレード全体としては損失が上回る設計
    • 勝率:61.58% →
      決して低くはないが、リスクリワードの悪さが全体成績に影響
    • 年間収益率:-12.1% →
      年間通して損失が発生しており、最適化やパラメータ調整が必要な状態

利益の決済は伸ばせるときは伸ばすEAのようですね。
Wave Scalper EAは、利益確定において「伸ばせるときはしっかり伸ばす」タイプのスキャルピングロジックを採用しているようです。
ただし、損切り幅の平均が利確幅を上回っていることから、リスクリワード比のバランスが崩れており、結果的に収益性が低下している原因と考えられます。
トレーリングストップやインビジブルストップロスの最適化が、パフォーマンス改善のカギとなるでしょう。

長期バックテストで勝てた無料スキャルピングEA3選【10年検証】

ここでは、MT4でバックテスト成績が優秀だったスキャルピングEAを対象に10年単位の長期バックテストを実施します。
短期テストだけでは見えにくいEAの安定性やドローダウン傾向を把握できるため、スキャルピングEA選びで失敗したくない方にとって非常に参考になる内容です。

FlySystemEA Pro|フライシステムEAプロ:PF4.66、勝率53.39%
MFL scalper01|スキャルパー01:PF2.56、勝率86.55%
Scalping GBPNZD|スキャルピング・GBPNZD:PF2.51、勝率72.96%

長期検証の概要

✅2012年から2022年までの10年間でバックテストを実施。
✅ロットサイズを変更して検証する。
✅EAで複利設定があれば使用する。

FlySystemEA Pro|フライシステムEAプロ

FlySystemEA_Pro_Backtest_2012
2012
  • 取引数:1120
  • PF:8.61
  • 勝率:66.79%
  • 年利:808%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2013
2013
  • 取引数:2004
  • PF:7.21
  • 勝率:59.23%
  • 年利:2452%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2014
2014
  • 取引数:724
  • PF:13.42
  • 勝率:68.92%
  • 年利:669%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2015
2015
  • 取引数:2384
  • PF:16.92
  • 勝率:63.38%
  • 年利:38094%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2016
2016
  • 取引数:608
  • PF:19.37
  • 勝率:63.98%
  • 年利:2062%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2017
2017
  • 取引数:225
  • PF:21.50
  • 勝率:68.00%
  • 年利:173%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2018
2018
  • 取引数:204
  • PF:5.86
  • 勝率:55.39%
  • 年利:41%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2019
2019
  • 取引数:138
  • PF:10.89
  • 勝率:65.22%
  • 年利:35%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2020
2020
  • 取引数:696
  • PF:5.37
  • 勝率:56.18%
  • 年利:225%
FlySystemEA_Pro_Backtest_2021
2021
  • 取引数:221
  • PF:4.65
  • 勝率:53.39%
  • 年利:36%

複利運用が効果的に働いており、年単位で見ると収益曲線がきれいに右肩上がりになっているのが特徴です。
また、相場状況に応じて年間の取引回数が大きく変動しており、エントリーロジックが安定相場・変動相場をしっかり判別している印象を受けます。
無駄なエントリーを避ける設計がされているスキャルピングEAとして、長期検証に耐えうる高いポテンシャルを感じます。

MFL scalper01|スキャルパー01

MFL scalper01_Backtest_2012
2012
  • 取引数:1120
  • PF:8.61
  • 勝率:66.79%
  • 年利:808%
MFL scalper01_Backtest_2013
2013
  • 取引数:2004
  • PF:7.21
  • 勝率:59.23%
  • 年利:2452%
MFL scalper01_Backtest_2014
2014
  • 取引数:724
  • PF:13.42
  • 勝率:68.92%
  • 年利:669%
MFL scalper01_Backtest_2015
2015
  • 取引数:2384
  • PF:16.92
  • 勝率:63.38%
  • 年利:38094%
MFL scalper01_Backtest_2016
2016
  • 取引数:608
  • PF:19.37
  • 勝率:63.98%
  • 年利:2062%
MFL scalper01_Backtest_2017
2017
  • 取引数:225
  • PF:21.50
  • 勝率:68.00%
  • 年利:173%
MFL scalper01_Backtest_2018
2018
  • 取引数:204
  • PF:5.86
  • 勝率:55.39%
  • 年利:41%
MFL scalper01_Backtest_2019
2019
  • 取引数:138
  • PF:10.89
  • 勝率:65.22%
  • 年利:35%
MFL scalper01_Backtest_2020
2020
  • 取引数:696
  • PF:5.37
  • 勝率:56.18%
  • 年利:225%
MFL scalper01_Backtest_2021
2021
  • 取引数:221
  • PF:4.65
  • 勝率:53.39%
  • 年利:36%

バックテストで好成績を収めたスキャルピングEAは、複利運用との相性が非常に良く、資金を効率的に増やせる可能性があります。
最大ドローダウンも18%以内に抑えられており、リスク管理の面でも優秀な設計といえるでしょう。
長期運用を見据えた安定志向のEAを探している方には、有力な候補となる1本です。

Scalping GBPNZD|スキャルピング・GBPNZD

Scalping GBPNZD_Backtest_2012
2012
  • 取引数:753
  • PF:1.63
  • 勝率:68.79%
  • 年利:4%
Scalping GBPNZD_Backtest_2013
2013
  • 取引数:960
  • PF:1.83
  • 勝率:67.92%
  • 年利:10%
Scalping GBPNZD_Backtest_2014
2014
  • 取引数:907
  • PF:1.26
  • 勝率:67.36%
  • 年利:3%
Scalping GBPNZD_Backtest_2015
2015
  • 取引数:851
  • PF:1.62
  • 勝率:66.27%
  • 年利:12%
Scalping GBPNZD_Backtest_2016
2016
  • 取引数:853
  • PF:1.53
  • 勝率:68.58%
  • 年利:7%
Scalping GBPNZD_Backtest_2017
2017
  • 取引数:865
  • PF:1.38
  • 勝率:65.78%
  • 年利:4%
Scalping GBPNZD_Backtest_2018
2018
  • 取引数:833
  • PF:1.99
  • 勝率:66.51%
  • 年利:11%
Scalping GBPNZD_Backtest_2019
2019
  • 取引数:821
  • PF:1.33
  • 勝率:66.14%
  • 年利:3%
Scalping GBPNZD_Backtest_2020
2020
  • 取引数:862
  • PF:2.22
  • 勝率:73.55%
  • 年利:10%
Scalping GBPNZD_Backtest_2021
2021
  • 取引数:821
  • PF:2.51
  • 勝率:72.96%
  • 年利:8%

バックテストの損益曲線には一部不自然な動きが見られ、エントリーロジックや資金管理アルゴリズムに改善の余地がある可能性があります。
特に、短期間での急激な資産増減や一定期間の停滞は、リアルトレードとの乖離が発生しやすい要因となるため注意が必要です。
EAの選定時には、損益曲線の滑らかさやドローダウンの位置にも注目することが、安定運用への第一歩となります。

【注意点】スキャルピングEAはリアルでも勝てる?バックテストとの違い

【注意点】スキャルピングEAはリアルでも勝てる?バックテストとの違い-挿絵

どれほど優秀なスキャルピングEAであっても、バックテストの好成績がリアルトレードで再現されるとは限りません。
特にMT4の自動売買システムでは、スリッページや約定遅延、変動スプレッドなどの要因により、リアル運用時の結果が大きく変わることも少なくありません。

また、「年利数千%」といった極端なバックテスト結果をうのみにするのは危険です。
現実的に安定したEAとは、年間10〜20%の利益を長期にわたって継続できるタイプであり、過度なリターンを追求するほどリスクも急激に高まります。

バックテスト結果が良好なEAでも、いきなり大きな資金を投入せず、まずは少額でリアルトレードによる検証を行うことが重要です。
そのうえで、リアル取引とバックテストの整合性を比較・分析し、安定性と再現性を確認してから本格運用に移行しましょう。

スキャルピングEAをMQL5から無料でインストールする手順

スキャルピングEAはMQL5のマーケットページへ進み、エキスパートを選択します。検索から「スキャルピング」で絞り込んだり、「無料」タブを選択することで「無料」の「スキャルピングEA」を探せます。

こちらはMT4でも同様の操作が可能です。MT4から無料のスキャルピングEAを探すには、

  • ターミナル
  • マーケット
  • エキスパート

の順で進み、ターミナル右上から検索や絞り込みが可能です。

スキャルピングに最適!低コスト&高機能なおすすめ海外FXブローカー

スキャルピングEAを使った自動売買や、高頻度トレードを行うには、取引コスト・スプレッド・レバレッジ条件に優れた海外FXブローカーの選定が重要です。
以下では、実績・信頼性ともに高く、スキャルピングに適した環境を提供するおすすめの低コストFX業者を紹介します。

🥇 TITANFX(タイタンFX)

  • ロットサイズにかかわらずレバレッジが一定で、スキャルピングやEA運用との相性が非常に良い
  • プロモーションより取引環境の質を重視するスタイルで、約定力と透明性が高く、中上級者からの支持も厚い
  • ゼロスプレッド口座やZeroPointインフラを採用し、スリッページも最小限に抑制

✅ スキャルピングEAや高頻度トレード派にもっともおすすめできるブローカーのひとつです。

🥈 AXIORY(アキシオリー)

  • 日本語対応が充実した海外FX業者で、公式サイトも非常に見やすく安心感がある
  • ボーナス提供や口座タイプの選択肢も豊富で、初心者〜中級者まで幅広く対応
  • 約定スピード・サポート対応ともに安定しており、長期運用にも向いている

✅ 初めて海外FXを使う人にも最適な、バランス型の優良ブローカー。

🥉 MYFXMarkets(マイFXマーケッツ)

  • 堅実な運営と安定性に定評があるブローカー
  • 派手なプロモーションは少ないものの、実際の取引環境は安定しており信頼性が高い
  • スワップポイントが高く、スイング〜中長期スキャルピングにも向く

✅ 地味だが信頼性の高い、堅実派トレーダーにおすすめのFX業者。

⭐ TradersTrust(トレーダーズトラスト)

  • 低スプレッドでスキャルピングに強いとされるECN系ブローカー
  • 入金ボーナス・口座開設ボーナスなどのキャンペーンも随時実施
  • 最大3000倍という圧倒的なレバレッジが特徴で、少額スタートの資金効率が非常に高い

✅ ボーナスやレバレッジ重視のスキャルパーに特に人気のブローカーです。

💡 まとめ:スキャルピングEAの性能を最大化するには、ブローカー選びが鍵

スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドや約定力、レバレッジ条件などがトータル収益に直結します。
上記のブローカーはいずれもスキャルピングに特化したEAや裁量取引との相性が良く、実績も豊富な業者ばかりです。

スキャルピングEAに関するよくある質問【Q&A】

Q. スキャルピングEAはリアルトレードでもバックテスト通りの成績が出ますか?

A. MT4などの自動売買プラットフォームでは、約定遅延やスプレッド変動などの影響により、バックテスト通りの結果が出ないことがあります。
スキャルピングEAは短時間で複数の取引を行うため、リアルトレードでは取引環境(スプレッド・約定速度・VPSなど)に左右されやすいです。まずはデモまたは少額でリアル検証を行い、バックテストとの整合性を確認することが重要です。

Q. スキャルピングEAにおすすめの通貨ペアはありますか?

A. EURUSDやUSDJPYなど、流動性が高くスプレッドの狭い通貨ペアがおすすめです。
特にボラティリティが安定しているメジャー通貨は、スキャルピングEAとの相性が良く、約定力も高いため有利に取引しやすい傾向があります。

Q. 無料で配布されているスキャルピングEAは信頼できますか?

A. 無料のスキャルピングEAにも優秀なものはありますが、事前のバックテスト・リアル検証は必須です。
特にMQL5などの信頼できる配布元から入手することが前提で、ロジックの透明性・過去の成績・運用者の情報などを確認してから使うようにしましょう。

Q. スキャルピングEAは1分足(M1)だけで使うものですか?

A. いいえ。スキャルピングEAはM1に限らず、M5やM15などでも設計されたEAがあります。
むしろM5やM15で稼働するEAのほうが、約定遅延やスリッページの影響を受けにくいため、安定性を求めるなら中程度の時間足のEAも選択肢に入ります。

Q. スキャルピングEAはどのくらいの期間でテストすべきですか?

A. 少なくとも10年間、可能であれば20年以上の長期バックテストが推奨されます。
短期のテストでは相場の一部しか反映されないため、相場の上下動やリスクイベントを含む長期データでの検証が、EAの安定性を見極めるカギとなります。

まとめ|バックテストで好成績を示した無料スキャルピングEAと選定ポイント

2021年のMT4バックテストにおいて、損益曲線が美しく右肩上がりを描いた無料スキャルピングEAは以下のとおりです:

  • FlySystemEA Pro(PF4.66|勝率53.39%)
  • Kwm Super Hero Robo(PF5.01|勝率97.44%)
  • MFL scalper01(PF2.56|勝率86.55%)
  • Scalping GBPNZD(PF2.51|勝率72.96%)

これらのEAは、すべてMQL5から無料でダウンロード可能で、バックテスト環境で優れたパフォーマンスを発揮しています。

📌 スキャルピングEAに関する誤解と実際の特徴

  • 「スキャルピング=高頻度トレード」とは限らず、エントリーチャンスを厳選するEAも多い
  • 利確幅も一律ではなく、利益の最大化を重視した設計のEAも存在
  • 優秀なEAは「損小利大」を実現しており、勝率もバランス良好

🔍 運用前に実施すべきステップ

  • バックテスト結果が優秀なEAでも、必ず少額でリアルトレード検証を行うことが重要
  • バックテストとリアル運用の整合性(勝率・損益傾向)を比較・評価してから本格運用へ移行
  • 中長期の安定運用を見据えるなら、複利設定やリスク調整の見直しも検討すべきポイント

💡 最後に

バックテストで「勝てるEA」こそ、長期間の検証と慎重な実運用が鍵になります。
リアル口座での再現性を確認しながら、資金を守りつつ着実に運用していく姿勢が、スキャルピングEA成功のカギです。

バックテストだけでなく、リアル運用でも安定した成績を出す無料EAをお探しなら。
TOKYO-EAでは、すべて実戦で検証済みのEAだけを無料公開しています。

👉 無料EA一覧はこちら|リアル検証済みEAを掲載

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