【無料】MT4自動バックテストツール|TokyoEA Auto BackTesterの使い方と特徴を完全解説

【無料】MT4自動バックテストツール|TokyoEA Auto BackTesterの使い方と特徴を完全解説
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MT4でバックテストを行うと、
「期間を変えて何度もテストする」「複数EAを順番に検証する」といった作業が意外と手間になります。
特に長期間のバックテストや、重いEAの検証では、毎回設定を変更し、MT4を再起動して…という繰り返し作業が必要です。

そこで今回、TOKYO-EAでは MT4のバックテストを完全自動化できる無料ツール
「TokyoEA Auto BackTester」 を開発・公開しました。

このツールを使えば、

  • テスト期間を複数に分けて一括実行
  • 複数EAを同じ条件で連続テスト
  • 長期テスト中のクラッシュ防止
  • 面倒な設定変更をすべて自動化

といった作業をすべてツール側で処理できます。

初心者の方でも使えるよう設計しており、
MT4の terminal.exe を選び、期間とEA名をセットするだけでOK。
自動でMT4を起動・終了しながら順番にレポートを作成します。

本記事では、無料ダウンロードから 使い方
活用例・注意点 までわかりやすく解説します。


ツールの無料ダウンロードはこちらからどうぞ

【安全性について】
配布ファイルは VirusTotal にて検査済みです(検出 0/98)
検査結果:https://www.virustotal.com/gui/url/7f72d6aa276b4abc849fac586d706f81c795b657d49297101b343111a22458b9?nocache=1

目次

MT4のバックテストを自動化するツール

TokyoEA_AutoBackTester (1)
TokyoEA_AutoBackTesterでストラテジーテスターのバックテストを自動化できる

TokyoEA Auto BackTesterは、
あらかじめ登録した複数のテスト条件(EA名・通貨ペア・期間など)を、MT4に自動で読み込んで実行する無料ツール です。

スタートを押すだけで、

  • MT4の終了
  • INIファイルの生成
  • terminal.exeの起動
  • バックテスト開始
  • レポートの保存
  • 次のテストへ移動

という流れを すべて自動化

「夜にセットして、朝には全レポートが揃っている」
そんな使い方ができるようになります。


手動で何度も設定を変える作業を完全に省略

通常、バックテストを複数回行う場合は、

  • テスト期間の変更
  • EAの切り替え
  • MT4の再起動
  • レポート名の管理

といった作業を何度も繰り返す必要があります。

しかし、このツールを使えば
一度設定するだけで全テストをまとめて実行 できます。

たとえば:

  • 2020〜2025年を1ヶ月ずつ分割して連続検証
  • 複数EAを同一期間で比較
  • 長期テストで落ちやすいEAを安全に分割検証

こういった面倒な作業も 全てツールが自動で処理 します。


EA検証の作業効率を大幅改善

バックテストの手動操作に割いていた時間を削減し、
本来集中したい“分析”に時間を使えるようになる のが最大のメリットです。

このツールは、とくに以下のユーザーに最適です:

  • 長期バックテストを頻繁に行う人
  • 複数EAの比較検証をしたい人
  • 大量のレポートを生成して分析する人
  • テスト途中でMT4が落ちる経験がある人
  • MT4の設定変更が面倒に感じている人

TokyoEA Auto BackTesterは、EA検証の作業効率を劇的に高める自動化ツールです。

TokyoEA Auto BackTester のダウンロード(無料)

以下のリンクから、本ツールを無料でダウンロードできます。

※ ZIPファイル(インストール不要)
※ Windows版(MT4専用ツール)

【安全性について】
配布ファイルは VirusTotal にて検査済みです(検出 0/98)
検査結果:https://www.virustotal.com/gui/url/7f72d6aa276b4abc849fac586d706f81c795b657d49297101b343111a22458b9?nocache=1

👉 ZIPファイルを解凍するだけで使用できます。
インストール作業は一切必要ありません。

Windowsのセキュリティ警告が表示された場合の対処法

TokyoEA Auto BackTester はインストール不要の実行ファイル(.exe)のため、
Windowsが「提供元不明のアプリ」と判断して警告を表示する場合があります。

ツールは VirusTotal で安全性を確認済みなので、
以下の手順で問題なく実行できます。


① 「Windows によって PC が保護されました」と表示された場合

  1. 警告画面の下にある
     「詳細情報」 をクリック
  2. 「実行」ボタンが現れるので
     「実行」 をクリック

これでツールを起動できます。


② SmartScreen が反応する場合

Windows Defender SmartScreen が起動することがありますが、
同様に 「詳細情報 → 実行」 で進めます。


③ ウイルス対策ソフトがブロックする場合

  • ZIPファイルを解凍したフォルダを
     ウイルス対策ソフトの「許可リスト」に追加
  • もしくは EXE のみ例外設定する

※ 市販のセキュリティソフトは、未知の実行ファイルに反応することがあります。
 TokyoEA Auto BackTester は VirusTotal 検出 0/98 で安全確認済みです。

ツールの特徴(何ができる?)

TokyoEA Auto BackTester は、
MT4のバックテストを まとめて自動実行することに特化した無料ツール です。

特に以下の用途で力を発揮します。

① 複数の期間をまとめてバッチ実行(分割テストに最適)

TokyoEA_AutoBackTester (1)

1ヶ月ごと、3ヶ月ごと、1年ごとなど、
任意の期間を複数行として登録するだけで、自動で順番にテストを開始 します。

  • 長い期間のテストを月ごとに分割して安定化
  • 2020〜2025年を60ヶ月分にして一括実行
  • 重いEAでテストが途中で落ちる問題も回避

分割テストにより、
MT4の負荷分散・クラッシュ防止に非常に効果的 です。


② 複数EAを同じ条件で連続テストできる

TokyoEA_AutoBackTester
複数EAの自動バックテストにも対応

EA名を変えて複数のジョブを登録すれば、
複数EAを同じ期間・同じ条件で一気に検証 できます。

  • 複数EAの比較検証
  • 同期間での性能比較
  • 長期の優位性チェック

手動では数時間〜数日かかる作業を、
夜中に一気に自動で回すことも可能。


③ レポート名がわかりやすく自動生成される

生成されるレポート名は以下の形式:

EA名_通貨ペア_開始日_終了日.html
例:TrendEA_USDJPY_2020-01-01_2020-02-01.html

手動で名前をつける必要はなく、
期間の識別が非常にしやすい レポート構造になります。


④ バックテストのためのMT4操作を完全自動化

ボタンを押すだけで、ツールが自動的に:

  • MT4の終了
  • テスト用INIファイルの生成
  • terminal.exeの起動
  • テスト開始
  • レポート作成
  • 次のジョブへ移動

を繰り返します。

人間が行っていた
「設定 → 起動 → 終了 → 次へ」 の作業をすべて代替します。


⑤ Market配布EA(無料/有料問わず)は自動化不可(MT4仕様)

TokyoEA Auto BackTester は MT4標準の仕様に従っています。

✔ Expertsフォルダ直下のEA → 自動化OK
✘ Market購入EA → 自動化不可

MT4の仕様で Market EA は自動実行できないため、
ここは注意が必要です。


⑥ 分割テスト+レポート結合ツールと相性抜群

TokyoEAでは別途、
「レポート結合ツール(MT4ReportMerger_CSV)」 も提供しています。

この2つを組み合わせると:

  • 月別テスト → 年間パフォーマンスに自動集計
  • 大量レポートも一括で最終結果にまとめられる
  • 長期の検証データを高速で加工できる

自動化ツール同士の連携で、
MT4の検証作業が驚くほど効率化 します。


⑦ 専用プロファイル保存で次回もすぐ再開できる

入力した:

  • terminal.exe
  • EA名
  • サーバー情報
  • ログインID
  • テスト期間一覧
  • 保存設定

などは自動的にプロファイルへ保存されます。

次回起動時に 前回の設定のまま続行 できるため、
作業の再現性と効率が高いです。


✨ 全体の特徴まとめ

TokyoEA Auto BackTester は:

  • MT4検証作業を完全自動化
  • 分割テストや複数EA比較で圧倒的に強い
  • レポート管理も自動で整理しやすい名前
  • Market EA以外すべて自動テスト可能
  • 導入が簡単で、初心者でもすぐ使える
  • プロファイル保存で継続作業が楽
  • 安全性もVirusTotalで検証済み

バックテストを多用するトレーダーにとって、
“無くてはならないレベル”の効率化ツール です。

TokyoEA Auto BackTester の使い方

ここでは、初めて使う人でも迷わないように、
準備 → 入力 → 実行 → レポート確認 の順に解説します。

① 事前準備

ツール自体はインストール不要で、そのまま起動できます。
ただしバックテストが正しく動作するよう、以下だけ準備してください。


✔ MT4の terminal.exe を確認しておく

MT4をインストールしたフォルダにある terminal.exe が必要です。

例:

C:\Program Files (x86)\TitanFX MT4\terminal.exe
F:\MT4\ICMarkets\terminal.exe
ディレクトリ
MT4のterminal.exeからプロパティを開き、フォルダを把握できる

不明な場合は、MT4を右クリック → 「ファイルの場所を開く」から確認できます。


✔ MT4のログイン情報を把握しておく

  • サーバー名
  • 口座番号(ログインID)
  • パスワード

※ 自動化実行のため、基本的にログイン可能な状態が必要です。


✔ ヒストリカルデータ(過去チャート)を十分に用意

バックテストに必要なローソク足が不足しているとテストが中断されます。

  • MT4「ツール」→「オプション」→「チャート」
  • 最大バー数を最大値に設定
  • 必要であれば「ヒストリーセンター」からデータを追加

長期テストを行う場合は必須です。


② MT4のパス・ログイン情報を入力する

ツールを起動したら、まず以下を入力します。


✔ terminal.exe の場所を指定

ターミナル

「参照」ボタンから terminal.exe を選択
→ MT4本体の場所を自動認識します。


✔ ログイン情報を入力

  • サーバー名
  • ログインID
  • パスワード

さらに、必要に応じて:

  • ログイン情報をINIに書く(自動ログインさせたい場合)
  • パスワードを保存(毎回入力したくない場合)

を選択できます。


③ EA名を入力する(拡張子なし)

ここが重要です。

EA名の例:

BBF
MyEA
TrendEA_v2

「.ex4」「.mq4」は付けません。
MT4の Experts 直下にあるEAのみ自動化できます。

※ Market購入EA(無料/有料問わず)はMT4仕様で自動化不可。


④ テスト期間を設定する

TokyoEA Auto BackTester の最大の特徴である
“複数期間のまとめ登録” がここで行えます。


✔ 単期間で1行だけ追加する場合

  • From:年 + 月日(MM.DD)
  • To:年 + 月日(MM.DD)
  • Symbol(例:USDJPY / EURUSD)

入力後、「行を追加」 を押すだけで1行追加されます。


✔ 複数期間をまとめて追加する(分割テスト)

長期検証するならこちらが便利。

  1. 一括追加の「単位」を選ぶ
     - 月
     - 年
  2. ステップ(幅)を選ぶ
     - 1ヶ月ごと / 3ヶ月ごと / 1年ごと など
  3. 行数を指定
     (例:12行 → 12ヶ月分)
  4. 「Toから一括追加」 を押す
     → 選択行のToを起点に自動で連続期間を生成

例:2020〜2025年の5年間を1ヶ月ずつ
60行を一瞬で作れます。


⑤ テストの時間足・モデルを選ぶ

  • 時間足(M1〜MN1)
  • テストモデル(0/1/2)

モデル0(Every Tick)が最も精度が高いです。


⑥ 実行ボタンを押すと自動テストが開始

準備ができたら 「実行」 をクリック。

ツールが自動で:

  1. MT4を終了
  2. テスト用INIファイル生成
  3. terminal.exeを起動
  4. バックテスト開始
  5. レポート作成
  6. 次の行へ進む

を繰り返します。
人間が操作する必要は一切ありません。


⑦ レポートの保存場所を確認する

生成されたHTMLレポートはすべて:<MT4フォルダ>\tester\reports\
に保存されます。
レポート名も自動でわかりやすくなるよう設計されています。

例:

BBF_USDJPY_2020-01-01_2020-02-01.html

🌙 おすすめの使い方

  • 夜寝る前にテストをセット
  • 朝起きたらレポートが全て揃っている

これが TokyoEA Auto BackTester の真価です。

ツールのエラーを回避するために

TokyoEA Auto BackTester はシンプルに使えるツールですが、
MT4の仕様やデータの状態によってはバックテストが途中で停止したり、レポートが生成されない場合があります。

ここでは よくある原因と、事前にできるエラー回避策 をまとめています。


① ヒストリカルデータ(過去チャート)を十分に準備する

バックテストに必要なローソク足が不足していると、
MT4が途中で止まったり、結果が正常に出ません。

✔ 対策

  • MT4 メニュー →「ツール」→「オプション」→「チャート」
  • 最大バー数を最大に設定
  • 必要に応じて「ヒストリーセンター」からデータを追加

特に 長期間のテスト を行う場合は必須です。


② EA名を正しく入力する(拡張子なし)

EA名の誤入力は、最もよくあるエラー原因です。

✔ よくある間違い

× BBF.ex4
× experts/BBF
× market/EAname

✔ 正しい入力

BBF
TrendEA
MyEA_v2
  • 拡張子なしで入力
  • Experts フォルダ直下のEAのみ 自動化可能
  • Market購入EAは MT4仕様で自動実行不可

③ terminal.exe の場所を正確に指定する

terminal.exe を別のMT4フォルダと混在させると、
テストが起動しなかったり、ログインできない問題が起きます。

✔ 確認方法

MT4を右クリック →「ファイルの場所を開く」
→ そのフォルダ内にある terminal.exe を指定

複数業者のMT4を使っている場合は特に注意。


④ サーバー名・ログイン情報を正確に入力する

ログインできない状態だと、
テストが始まらず MT4 が閉じてしまいます。

✔ よくある間違い

  • サーバー名が一致していない
  • 口座番号を間違えている
  • パスワードが古い
  • デモ口座が期限切れ

特に デモ口座の期限切れ は見落としがちです。


⑤ Market配布EA(無料/有料)は自動テスト不可

MT4の仕様で、Marketフォルダ内のEAは 自動テストに使用できません

✔ 自動化できるEA

  • Experts フォルダ直下の EA のみ
  • 自作EA、外部配布EAは使用可

⑥ 長期テストは分割して実行する(クラッシュ防止)

1年〜5年などの長期間を一度にバックテストすると、
MT4が処理に耐えられず途中で止まる事があります。

✔ 対策

  • 1ヶ月〜3ヶ月ごとに分割
  • 一括追加機能で簡単に自動生成
  • テストの安定性が大幅に上がる

特に Tickモデル(モデル0) の場合は分割が必須級。


⑦ データフォルダ・ツールのフォルダを英語パスに置くと安定

Windows環境によっては、日本語フォルダ名が原因で
INIの読み込みやログ解析が失敗するケースがあります。

✔ 推奨パス

C:\TokyoEA\
C:\EAtools\

日本語名のパスで動くようにしてありますが、
エラーが出たら英字フォルダに移動するのが最速解決。


⑧ 一部のセキュリティソフトがEXEを誤検知する場合がある

TokyoEA Auto BackTester は VirusTotal 0/98の安全性ですが、
市販のウイルス対策ソフトは「未知のEXE」を隔離することがあります。

✔ 対策

  • EXEを例外リストに追加
  • 隔離されていないか確認
  • ZIPを別の解凍ソフトで再展開

誤検知の経験がある人は特に注意。


まとめ:エラーは“原因が決まっている”から対策すれば問題なし

このツールで起こるエラーのほとんどは:

  • データ不足
  • EA名の誤入力
  • パスの指定ミス
  • MT4仕様の制限
  • 長期間テストの負荷

これらに集約されます。

記事で案内したポイントを押さえれば、
ほぼトラブルゼロで快適に自動バックテストが可能 になります。

活用例|TokyoEA Auto BackTesterはこんな場面で便利

TokyoEA Auto BackTester は「大量のテストをまとめて実行したい」「長期の検証を安定して走らせたい」という用途に特に向いています。ここでは、実際の運用で役立つ具体的な活用シーンを紹介します。


① 長期間のバックテストを分割して安定動作

5年、10年といった長期間の検証は、
MT4の負荷が高くなり 途中で停止するリスク があります。

このツールなら:

  • 1ヶ月ずつ
  • 四半期ごと
  • 1年ごと

といった形式で 安全に分割 し、一括で自動実行できます。

メリット

  • MT4のクラッシュが大幅に減る
  • 期間ごとの特性(好調期/不調期)が掴みやすい
  • 長期検証の再現性が高まる

② 複数EAを同期間で比較検証する

EA名を変えて複数行を登録すれば、
複数EAを同じ条件で自動的に比較検証 できます。

活用例

  • USDJPYの同一期間で 5種類のEAを一気に検証
  • 期待値の高いEAだけを抽出したいとき
  • EAの改良による“改善度”を判定したい場面

夜セット → 朝に全EAのレポートが揃う
という使い方が非常に便利です。


③ テストが重いEAの対策として

Tick精度(モデル0)で重いEAを検証する場合、

  • MT4が重くなる
  • メモリ不足が起きる
  • テストが終了しない

などのケースがよくあります。

このツールで改善できる点

  • 期間ごとに分割すれば負荷が激減
  • 自動で再起動しながら実行するため落ちにくい
  • 複数期間のレポート生成が安定する

重いEAほどこのツールが活きます。


月別・年別のパフォーマンス分析がしやすくなる

1年間を12回に分けてテストすれば、

  • 月別の勝率
  • 年ごとの相場環境差
  • 変動期間と停滞期間の分析

などが一瞬でできるようになります。

さらに:

レポート結合ツールとの相性が最強

レポート結合ツール(MT4ReportMerger_CSV)と組み合わせれば、

  • 月別→四半期→年間を自動集計
  • 大量のレポートをひとまとめ
  • Excelで独自の成績表へ楽に加工

検証作業の自動化が“フルコンボ”になります。


⑤ パラメータ調整の中間確認に最適

EAのパラメータを調整するときに、

  • 試作パラメータA
  • 試作パラメータB
  • 試作パラメータC

同じ期間で自動比較 できます。

メリット

  • 最適化前の“スクリーニング”として使える
  • 調整幅が多いEAの検証効率が飛躍的に上がる
  • 手動でやるより正確で早い

⑥ VPS環境で夜間バッチとして使う

VPSに置いておけば:

  • 深夜にバックテストを自動で回し
  • 朝ログインするとレポートが一式揃っている
  • 手動操作ゼロで検証が進む

特におすすめユーザー

  • 複数EAの開発者
  • 毎日検証作業をするトレーダー
  • 作業時間を短縮したい人

⑦ 複数口座・複数ブローカー比較にも使える

同じEAを、

  • TitanFX
  • ICMarkets
  • XM
  • Axiory

など異なるブローカーでテストする場合、
1回1回条件を入力するのは非常に面倒です。

このツールなら以下のようなことができます

  • ブローカー別にテスト期間セットを保存
  • 複数口座のテストを一括実行
  • スプレッド差による結果の違いを確認

よくある質問(FAQ)

Marketで購入したEAも自動テストできますか?

できません。
MT4の仕様により、Marketフォルダ内のEA(無料・有料問わず)は自動実行できません。
自動化できるのは Expertsフォルダ直下のEA のみです。

テストが途中で止まります。どうすればいい?

以下の原因が多いです:

  • ヒストリカルデータ不足
  • テスト期間が長すぎる
  • EAが重すぎる
  • terminal.exe が違うものになっている
    期間分割(1~2年程度)にするとほぼ解決 します。
レポートが生成されません。何が原因?

テストが途中で落ちている可能性があります。

  • MT4の最大バー数を最大に
  • データを追加
  • 期間を分割
  • EA名の入力ミスを確認
  • 通貨ペア名の入力ミスを確認
    これでほとんどの環境で改善します。
ログイン情報を保存しなくても使えますか?

はい、使えます。
ただし自動ログインをONにしないと、MT4が毎回ログイン待ちで止まる可能性があります。

パスワードを保存しても安全ですか?

パスワードはPC内のプロファイルに暗号化なしで保存されます。
不安な人は「パスワードを保存」をOFFにして、毎回入力することをおすすめします。

バックテストの速度は速くなりますか?

速度そのものは変わりません。
ただし 設定の切り替え・起動の手間がゼロになるため、最終的な検証時間が大幅に短縮 されます。

MT5でも使えますか?

いいえ。
MT5はAPIが異なるため、このツールは MT4専用 です。

Windows以外の環境(Macなど)で使えますか?

ネイティブでは使えません。
ただし パラレル・BootCamp・Windows VPS なら問題なく動作します。

MT4が複数インストールされています。どれを選ぶべき?

テストに使用したい口座の terminal.exe を必ず指定してください。
フォルダを間違えるとログインできない原因になります。

テストが終わったのに“成功扱いになっていない”と表示されます。

レポート名が正しく生成されていない可能性があります。
EA名・Symbol・From/To のスペルを一度確認してください。

プロファイルファイルはどこに保存されていますか?

以下に自動保存されます:

C:\Users\<ユーザー名>\mt4_backtest_gui_profile.json
デモ口座でも使えますか?

はい。
ただしデモ口座の期限切れには注意してください(ログインエラーの原因になります)。

まとめ

TokyoEA Auto BackTester は、
MT4でバックテストを行ううえで面倒だった

  • 期間設定
  • EA切り替え
  • MT4の起動と終了
  • レポート保存

といった作業を、すべて自動化できる無料ツールです。

長期間のテストや、複数EAの比較、重いEAの安定検証など、
手動では時間がかかりすぎる作業を効率化し、分析に集中できる環境を作ります。

特に:

  • 長期バックテストをよく行う
  • さまざまなEAの性能を比較したい
  • 大量のレポートを作成して検証する
  • 夜中に自動でテストしておきたい

といったユーザーにとって、本ツールは大きな助けとなるはずです。

バックテストの準備や設定を自動化することで、
検証作業にかける時間を大幅に短縮できるようになります。
MT4でのEA検証をより快適に行いたい方は、ぜひ活用してみてください。


多くのトレーダーが求めているのは、信頼できて無料で使えるEAです。
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