【無料】マルチタイムフレーム対応MT4インジケーター26選|時間軸をまとめて分析できる最新ガイド

MT4で使えるマルチタイムフレーム
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MT4で複数の時間軸をまとめて分析したいトレーダーにとって、マルチタイムフレーム(MTF)インジケーターは非常に便利なツールです。上位足のトレンドやサポレジ、MACD・RSIなどの状態を一枚のチャートで確認できるため、相場の流れをより的確に把握できます。この記事では、無料で使えるMTFインジケーターを厳選して紹介し、MT4マーケットやライブラリからの入手方法、注意点までわかりやすく解説します。MT4で効果的に時間軸分析を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

マルチタイムフレームとは?

マルチタイムフレーム(MTF)とは、現在表示している時間足とは別の時間軸で計算されたテクニカル指標を、同じチャート上に表示する分析方法です。例えば、5分足チャートを見ながら1時間足の移動平均線・RSI・MACDなどを同時に確認できるため、上位足のトレンドと下位足のエントリータイミングを一度に把握できます。

通常であれば複数チャートを開いて確認する必要がある情報を、MTFインジケーターを使うことで1つの画面に集約できるため、分析の手間が大幅に減り、チャート環境がすっきりします。

また、MTF分析は「上位足の流れに沿ってエントリーする」というトレードの基本に役立つため、裁量トレーダー・スキャルパー・デイトレーダーのどのスタイルでも活用できます。ただし、複数の時間軸を計算するため処理が重くなる場合があり、利用する際にはPCスペックやチャート数に注意が必要です。

MTFが必要とされる理由

マルチタイムフレーム(MTF)が重視される最大の理由は、上位足の流れがトレード全体の方向性を決めるためです。短期足だけを見てエントリーすると、上位足のトレンドに逆らってしまい、不利な位置で取引してしまうケースが多くなります。

例えば、5分足では上昇しているように見えても、1時間足では下降トレンドの戻りの最中ということもあります。こうした「時間軸のズレ」は、損切りの増加や期待値の低下につながる原因になります。

MTFインジケーターを使えば、

  • 上位足のトレンド方向
  • 強いサポート・レジスタンス
  • オシレーターの過熱感
  • ダイバージェンスの発生
  • トレンドの転換タイミング

などを下位足チャートを開いたまま把握でき、大局観を維持したトレードが可能になります。

特に、初心者が苦手としやすい「大きな流れの把握」と「タイミングの分離」を同時に解決できるため、MTFは幅広いトレーダーに支持されています。

MTFインジケーターのメリット・デメリット

マルチタイムフレーム(MTF)インジケーターには多くの利点がありますが、一方で注意すべき点も存在します。MTFを正しく使いこなすために、メリットとデメリットを整理しておくことが重要です。

✅ メリット

1. 上位足と下位足を同時に確認できる
チャートを切り替える手間がなくなり、分析の抜け漏れが減ります。短期のタイミングと長期のトレンド判断を両立できます。

2. 大局観を持ったエントリー判断ができる
上位足の方向に沿ったエントリーは期待値が高く、無駄な逆張りや根拠の薄い判断を避けやすくなります。

3. チャートがすっきりする
複数の時間足チャートを同時に開かなくても済むため、画面スペースを節約できます。ノートPCでも快適に分析しやすくなります。

4. エントリーの精度向上が期待できる
MACDのダイバージェンス、RSIの過熱、トレンドラインの位置などを「上位足×下位足」で重ねて判断でき、根拠が増えやすくなります。

⚠ デメリット

1. MT4の動作が重くなる場合がある
複数の時間足データを同時計算するため、一部のインジケーターはCPU負荷が高く、MT4のフリーズを招くことがあります。

2. 表示が遅れる(リペイント)場合がある
上位足の確定を待ってから更新されるため、リアルタイムと少しズレるケースがあります。特にバー確定前のサインには注意が必要です。

3. インジケーター頼りになりやすい
MTFは便利ですが、全ての判断をインジケーター任せにすると、相場の構造を理解する力が育ちにくくなります。

4. 設定が複雑なものもある
慣れないうちはパラメーター設定が分かりづらく、意図しない動作をすることもあります。

初心者が知っておくべき注意点

マルチタイムフレーム(MTF)インジケーターは非常に便利ですが、正しく理解して使わないと誤った判断につながることがあります。とくに初心者は以下のポイントを押さえておくことが重要です。

✅ 1. インジケーターは「補助ツール」であり、絶対的な答えではない

MTFインジが示す内容は、あくまで過去データをもとにした一つの分析結果です。
市場の急変や経済指標など、チャートに反映される前の変動には対応できません。

✅ 2. リペイント(描画の更新)に注意

上位足の確定前に表示されるサインは、その後の足確定で変わることがあります。
「確定済みの上位足データ」を基準に判断するのが基本です。

✅ 3. インジケーターの多用は逆効果

複数のMTFインジを重ねると、PCの負荷だけでなく判断も複雑になりやすく、
「どれを信じていいかわからない」状態に陥ることがあります。
必要最小限の組み合わせに絞りましょう。

✅ 4. 処理が重いインジはMT4のフリーズを引き起こす

MTFは複数の時間足を読み込むため、

  • サブウィンドウが多い
  • 複数チャートを開いている
    といった状況ではフリーズの原因になります。
    CPU負荷の高いインジは1つずつ動作確認することが大切です。

✅ 5. トレード判断は自己責任で行う

MTFは便利ですが、すべての判断をインジケーターに依存すると、
投資リスクが適切に管理できなくなるおそれがあります。

自分の資金状況、リスク許容度、トレードスタイルに合わせて、無理のない範囲で活用してください。

無料で使えるマルチタイムフレーム対応MT4インジケーター26選

ここでは、MT4で無料利用できるマルチタイムフレーム(MTF)対応インジケーターを厳選して紹介します。移動平均線・MACD・RSI・トレンドライン・サポレジなど、多くのトレーダーが利用する主要インジケーターを上位足と組み合わせて表示できる便利なツールばかりです。複数時間軸の情報を1つのチャートで確認できるため、大局観を保ちながらエントリーの精度を高めたい方に最適です。各インジケーターの特徴と用途をまとめましたので、自分のトレードスタイルに合ったMTFツールを見つけてください。

MT Rider|MACDと移動平均を使ったマルチタイムフレーム分析

MT Riderは、MACD(移動平均収束拡散)をもとに複数時間軸のトレンド方向を一目で確認できるマルチタイムフレーム対応インジケーターです。
各時間足のトレンド状態が視覚的に表示され、さらに「トレンド強度」がパーセンテージで示されるため、相場の方向性を客観的に把握しやすい設計になっています。

複数の時間軸を確認しながら「上位足の流れに合わせてエントリーしたい」という場面で特に役立ち、自分の取引時間足と上位足の関係性を迷わず判断できるのが特徴です。

有料級の機能を備えつつ無料で提供されているため、初めてMTFインジケーターを使うユーザーにも導入しやすいツールです。

Bbma MTF Scanner Dashboard|BBMA理論をマルチ時間軸で自動スキャン

Bbma mtf Scanner Dashboard

Bbma MTF Scanner Dashboardは、BBMA(Bollinger Band + Moving Average)理論にもとづき、複数通貨・複数時間軸の状態を一覧で確認できるスキャナー型インジケーターです。
ボリンジャーバンドとMAを基盤としたBBMAの主要シグナル(Extreme、MHV、Re-Entry、Rejection EMA50)を自動検出し、チャートを開かずに相場の状態を把握できます。

BBMA理論では、

  • Extreme(極端値)
  • MHV(Market Hilang Volume:勢いの喪失)
  • Re-Entry(再エントリーの形)
  • Rejection EMA50(EMA50での反発)

といった4つの局面が重要とされます。本インジケーターはこれらをすべてスキャンし、ダッシュボード上に色分けして表示します。

✅ マルチタイムフレームの見方

3つ以上の時間足で同じ色が連続する箇所が、シグナル精度が高まりやすい場面とされています。
例:

  • 1つ目の時間足 → Re-Entry
  • 2つ目の時間足 → Re-Entry または Extreme
  • 3つ目の時間足 → Extreme または MHV

このように、複数の時間足が連動して同じ方向を示すかどうかが判断材料となります。

✅ 主な機能

  • BBMA特有の Extreme/MHV/Re-Entry/Rejection の自動検出
  • 最新のCSAK(CSD)やCSM発生時にRe-Entryの状態を自動スキャン
  • 監視リストにある通貨ペアを自動で読み取り、SuffixやPrefixにも対応
  • スキャン間隔の設定が可能
  • 表示時間軸を自由に選択できるダッシュボード形式

BBMAを使ったトレードでは複数通貨の状態を確認する必要がありますが、本インジケーターを使えばチャートを切り替えずに市場の全体状況を把握できるため、効率的な環境認識に役立ちます。

Sm Ichimoku Scanner|一目均衡表の状態をマルチタイムフレームで一括表示

Sm Ichimoku Scanner

Sm Ichimoku Scannerは、一目均衡表を複数時間軸で同時に監視できるスキャナー型インジケーターです。最大10通貨ペアの状態を一覧ボードにまとめて表示し、チャートを開かなくても現在の相場状況を一目で把握できます。
上位足から下位足までの「雲(Kumo)」「価格の位置関係」「遅行スパン」「転換線・基準線」の状態を色分けで表示するため、環境認識の効率を大きく高められる点が特徴です。

✅ スキャンされる主要要素

それぞれの項目は 緑=上昇(ブル)/赤=下降(ベア)/白=中立(雲内部) で色分けされます。

  • Kumo Futur(先行スパンの未来雲)
    • 緑:未来雲が上昇(ブル)
    • 赤:未来雲が下降(ベア)
  • Price Cross Kijun(価格と基準線の位置関係)
    • 緑:価格が基準線の上
    • 赤:価格が基準線の下
  • Price Breakout Kumo(価格と雲の位置)
    • 緑:現在の雲より上
    • 赤:現在の雲より下
  • Chikou Cross Kijun(遅行スパンと基準線)
    • 緑:遅行スパンが基準線の上
    • 赤:遅行スパンが基準線の下
  • Chikou Breakout Kumo(遅行スパンと雲の位置)
    • 緑:遅行スパンが雲の上
    • 赤:遅行スパンが雲の下
  • Tenkan / Kijun(転換線と基準線の位置)」
    • 緑:転換線 > 基準線
    • 赤:転換線 < 基準線

白ブロックは 雲の中・中立状態 を示しています。

✅ 特徴とメリット

  • 最大10通貨を同時監視し、クロスチェックの時間を大幅に短縮
  • 時間軸ごとの一目均衡表の状態を一覧化
  • チャートを開かなくても、相場全体の強弱やトレンド状態を素早く把握可能
  • トレンド分析・環境認識に非常に強い

一目均衡表は複雑に見えますが、このスキャナーを使うことで「雲」「遅行スパン」「価格位置」「TKクロス」など重要ポイントを瞬時に読み取れるため、多通貨分析やトレンドフォロー型のトレーダーに特に向いています。

Investment Castle Trend Lines MT4|複数時間軸のトレンドラインを自動描画

Investment Castle Trend Lines MT4

Investment Castle Trend Lines MT4 は、チャート上に複数時間軸のトレンドラインを自動で描画してくれるマルチタイムフレーム対応インジケーターです。上昇・下降チャネル、供給・需要ゾーン、プライスアクションの基礎となるトレンドラインを自動化できるため、環境認識を効率化したいトレーダーに向いています。

このインジケーターの特徴は、1つのチャート上に最大4つの時間軸のトレンドラインを重ねて表示できることです。
たとえば、5分足チャートを見ながら1時間足や4時間足の重要なトレンドラインを同時に確認できるため、上位足の節目を意識したエントリー判断がしやすくなります。

使用中は「Buy only」「Sell only」「Possible breakout」といったガイダンスメッセージも表示されますが、あくまで参考指標であり、最終判断は自身の分析に基づいて行う必要があります。

✅ 主な機能と設定ポイント

  • 自動トレンドライン描画
    プライスアクションの基礎を反映したトレンドラインを自動生成。
  • 最大4つの時間足に対応
    1つのチャートで複数の時間軸のラインを表示可能。
  • Indicator period
    値を下げるほどラインが頻繁に更新されるため、「Min. Candles」とのバランスが重要。
  • Auto update channels
    自動更新ONの場合は頻繁にラインが書き換わるため、チャートの動きをじっくり観察したい時はOFF推奨。

複数時間軸のトレンドラインを自分で引くには時間がかかりますが、このインジケーターを使えば上位足のラインを見落とすことなく、シンプルな判断基準でトレードを進めることができます。

Support Resistance Multi Time Frame FREE|上位足のサポート・レジスタンスを自動表示

Support Resistance Multi Time Frame FREE

Support Resistance Multi Time Frame FREE は、複数の時間足で形成されたサポートラインとレジスタンスラインを、現在のチャート上に自動で描画してくれるマルチタイムフレーム対応インジケーターです。
たとえば、H1チャートを見ながらH4・D1・W1の重要水平線を表示できるため、上位足の節目を意識したエントリー判断がしやすくなります。

価格がどこで反発しやすいか、どこで止まりやすいか といった相場の重要ポイントが視覚化されるため、裁量トレーダーに特に人気の高いツールです。

本インジケーターは無料版のため、動作対象は EURUSD と GBPUSD の2通貨ペアのみ に制限されていますが、上位足の水平線を確認する用途には十分活用できます。

✅ 主な機能

  • 複数時間軸のサポート/レジスタンスを自動描画
  • H4・D1・W1など上位足ラインを1チャートでまとめて確認可能
  • ラインの太さ・色をカスタマイズでき、時間軸ごとの識別が簡単
  • 手作業で水平線を引く手間を大幅に省略

✅ パラメーター設定

  • referenceTF:ラインを取得する時間足
  • colorResistance:レジスタンスラインの色
  • colorSupport:サポートラインの色
  • widthOfLines:ラインの太さ(1〜5)。太さで時間軸を区別するのに便利

上位足の水平線は、トレンドの反転・ブレイク・戻り売り/押し目買いの判断に不可欠な要素です。
このインジケーターを使えば、複数時間軸の水平線を見落とすことなく、より体系的な環境認識が可能になります。

Fibo Dynamic|複数時間軸のフィボナッチ・リトレースメントを自動更新

Fibo Dynamic

Fibo Dynamicは、フィボナッチ・リトレースメントを複数時間足で同時に計算し、リアルタイムで自動更新してくれるマルチタイムフレーム対応インジケーターです。
通常のフィボナッチでは「上昇や下降の波が確定するまで待つ必要がある」ため、0.236や0.382といった浅い押し目・戻りでのエントリーが難しくなることがあります。

このインジケーターは、現在進行中のトレンドの「勢い(インパルス)」を認識し、自動で retracement(押し戻り)ラインを更新 するため、浅い押し目でのエントリー判断がしやすく、トレンドフォローのスピードが向上します。

さらに、複数の時間足の波動に対して同時にフィボナッチを計算できるため、
複数時間軸のリトレースメントが重なる“フィボナッチクラスター”も確認可能
重要なサポート・レジスタンスを視覚的に見つけやすくなります。

✅ 主な機能

  • 複数時間足のフィボナッチを同時に自動計算
  • インパルス(上昇・下降の勢い)を検出してリアルタイム更新
  • 押し目・戻りの浅いポイントも見逃しにくい
  • 0.236 / 0.382 / 0.500 / 0.618 / 0.764 の各レベルを色付きで表示
  • 複数の波に対して複数のフィボナッチを同時に利用可能

✅ パラメーター設定

  • Trend Line Name:計算対象とするトレンドライン名
  • Real Time Update:リアルタイム更新のON/OFF
  • Decimal Precision:価格表示の小数点設定
  • Color Level:各フィボナッチレベルの色設定
  • Font Size:価格表示フォントサイズ

✅ 使い方の概要

  1. チャートにインジケーターを適用
  2. 上昇・下降の波に対し、始点から現在値まで「トレンドライン」を引く
  3. トレンドラインに設定した名前を「Trend Line Name」に入力
  4. インジケーターが自動で retracement を計算&更新

この仕組みにより、MTFでフィボナッチの“重なるポイント”を素早く把握でき、トレンドフォローや押し目買い・戻り売りに役立つインジケーターです。

Macd Multi Time Frame FREE|上位足MACDを下位足で確認できるMTFダイバージェンス分析

Macd Multi Time Frame FREE

Macd Multi Time Frame FREE は、現在表示している時間足とは別の上位時間軸で計算したMACDを、同一チャート上に表示できるマルチタイムフレーム対応インジケーターです。
たとえばM30やH1を見ながら、H4のMACDの値やダイバージェンス状態をリアルタイムで確認できるため、上位足のトレンドの勢いや反転の兆候を把握しやすくなります。

MACDはトレンドの強弱や反転サインとして広く利用されていますが、本来は時間足を切り替えて確認する必要があります。
このインジケーターを使えば、上位足のMACDが示す転換サインを見逃さずに、下位足でエントリータイミングを探す という分析が一つのチャートで完結します。

無料版では EURUSD と GBPUSD のみ 対応していますが、MTFのMACD分析を試したいユーザーにとっては十分な機能を備えています。

✅ 主な特徴

  • 上位時間軸のMACD値を現在のチャートに重ねて表示
  • ダイバージェンスの早期発見に役立つ
  • 上位足のトレンド方向を確認しながら正確なエントリー判断が可能
  • チャート切り替えの手間を削減
  • 無料版は EURUSD / GBPUSD に対応

✅ パラメーター設定

  • referenceTF:参照する上位時間足(H4など)
  • fastEMA(デフォルト12):MACDの短期EMA期間
  • slowEMA(デフォルト26):MACDの長期EMA期間
  • signal(デフォルト9):シグナルラインの期間

上位足MACDが示す勢い・反転ポイントを見ながら下位足でエントリーを検討できるため、トレンドフォローやダイバージェンス分析の精度を高めたいトレーダーに向いたインジケーターです。

MT4のマーケットからインジケーターをダウンロードするには

MT4では、ターミナル画面にある「マーケット」からインジケーターを直接ダウンロードできます。
有料・無料あわせて多数のMTF対応インジケーターが掲載されており、検索機能を使えば目的のツールを素早く見つけることが可能です。ここでは、マーケットの開き方から検索方法、ダウンロードの基本手順まで初心者でも迷わないように解説します。


マーケット検索で「MTF」などのキーワードを入力

  1. MT4を起動
  2. 画面下部「ターミナル」を開く(Ctrl+T)
  3. タブ一覧から 「マーケット」 を選択
  4. 右上の検索窓に「MTF」「multi timeframe」などのキーワードを入力

これで、マルチタイムフレーム対応インジケーターが一覧表示されます。

ポイント:

  • フリー(無料)とデモ版のフィルタリングが可能
  • 星評価やダウンロード数で人気度も確認できる
  • 作者による説明・スクリーンショットで詳細を検証できる

無料版・デモ版の違いと注意点

マーケットには以下の3種類があります:

  • 無料(Free):すべての機能が無料で使用可能
  • デモ(Demo):バックテスト用・デモ環境での動作確認のみ
  • 有料(Paid):購入後に利用可能(YMYL上、購入推奨は行わない)

注意点:
デモ版はリアルチャートでは動作しないことが多く、
実際の動作はデモ口座で確認する必要があります。


インジケーターのダウンロードとインストール手順

  1. マーケットでインジケーターを選択
  2. ページ右下の 「ダウンロード」 をクリック
  3. 自動で MT4 にインストールされ、
    「ナビゲーター → インディケータ → マーケット」 に追加される
  4. 利用したいチャートへドラッグ&ドロップするだけで設定完了

買いやすく・使いやすいように設計されているため、初心者でも数クリックで導入できます。


ダウンロード後のトラブル対策(初心者向け)

MT4のマーケット利用時に多い不具合と対処法もまとめておきます。

  • ログインしていない → MQL5アカウントでログイン
  • 接続エラー → ネットワーク設定・MT4の再起動
  • ファイルが表示されない → ナビゲーターを右クリックして「更新」

マーケットからのダウンロードは便利ですが、ネットワーク依存のため、問題が起きたらまずMT4の再起動を試すと解決しやすいです。

MT4ライブラリでダウンロードするマルチタイムフレームのインジケーター

MT4には「マーケット」とは別に、ターミナル内の ライブラリ(無料配布コーナー) が用意されています。ライブラリには無料で使えるインジケーターが多数掲載されており、マルチタイムフレーム(MTF)対応ツールも幅広く揃っています。
有志が公開しているものが多く、シンプルで軽量なインジケーターを探したいときに便利です。


ライブラリには無料のMTFインジケーターが豊富

MT4ターミナルの「ライブラリ」には、以下のようなMTF対応インジケーターが無料で掲載されています。

  • Multi TimeFrame MovingAverages(移動平均)
  • Multi TimeFrame RSI(RSI)
  • Multi Timeframe Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
  • Multi Timeframe Candles(ローソク足)
  • Multiple ZigZags(複数ジグザグ)
  • Indicator Pivot Multi Time(ピボット)
  • MTF Alligator+T3(アリゲーター)
  • MTF CCI / MTF MACD / MTF Stochastic など多数

ライブラリ版インジケーターは、
軽量・シンプル・余計な機能が少ない
という特徴があり、チャート負荷を抑えながらMTF分析をしたいユーザーに向いています。


ライブラリの開き方とインジケーターの入手手順

  1. MT4ターミナルを開く(Ctrl + T)
  2. タブ一覧から 「ライブラリ」 を選択
  3. 無料インジケーター一覧が表示される
  4. MTF関連インジケーターを選んで「ダウンロード」をクリック
  5. 「ナビゲーター → インディケータ → ダウンロード済み」 に自動で追加

マーケットと違い、アカウントへのログインは不要です。


ライブラリ版のメリット・デメリット

✅ メリット

  • すべて無料で利用できる
  • 軽量で動作が速い
  • シンプルで初心者でも扱いやすい
  • 広告や課金要素がなく安心

⚠ デメリット

  • 更新頻度が低く、古いものも多い
  • 詳細な説明が少なく、補助情報が不足しがち
  • MTF処理は重くなるものもあり、動作確認が必要

ライブラリ版は「シンプルなMTFインジが欲しい」「軽量のものだけ使いたい」というユーザーに最適です。


ライブラリのインジケーターが重いと感じたときの対処法

特にMTF系は処理が増えるため、

  • チャートを開きすぎていないか
  • 他のインジケーターと併用しすぎていないか
  • PCのCPU負荷が高くなっていないか
    をチェックしましょう。

動作が重い場合は MT4の再起動インジケーターの削減 が有効です。

マルチタイムフレームは処理が重い

マルチタイムフレーム(MTF)インジケーターは、複数の時間軸のデータを同時に読み込み、計算するため、通常のインジケーターと比べて動作が重くなる傾向があります。
特に、上位足を複数組み合わせて表示するタイプや、大量の計算処理を行うインジケーターでは、PCの性能によっては MT4のフリーズや動作遅延 が発生することがあります。

これはMTFインジの特性であり、不具合ではありません。
負荷を理解したうえで使用することが重要です。


MTFインジが重くなる理由

  • 複数の時間足を同時に読み込むため負荷が増える
  • MACD・RSIなど内部計算が多いインジはさらに重くなりやすい
  • 複数チャートに同時に適用するとCPU占有率が上昇
  • 自動更新(リアルタイム更新)が頻繁だと処理が増える

PCやVPSのスペックが低いほど、この影響が出やすくなります。


消費負荷を減らすための対策

MTFを快適に使うためには、以下のポイントが効果的です。

✅ 不要なチャートやインジケーターを閉じる

表示しているチャートが多いほど負荷が増えるため、トレード中に必要なものだけ残すと安定します。

✅ MTFインジケーターの数を減らす

特にMACD・ボリンジャーバンド・ZigZagなど、計算が重いタイプは同時使用を控えると改善しやすいです。

✅ 更新頻度(Refresh)を下げる設定を利用

インジによっては「Update interval」などの設定があり、それを長めに調整することで負荷が軽減します。

✅ MT4の再起動でリセット

フリーズの兆候がある場合、MT4の再起動だけで改善することも多いです。

✅ 高負荷時はVPSや高性能PCの利用を検討

MTFを多用するトレーダーは、CPU性能の高い環境が安定性に繋がります。


フリーズした場合の対処

  • 数秒〜数十秒待つ(内部計算中である可能性)
  • 反応が戻らない場合は MT4 を再起動
  • 起動後、直前に使っていたチャートのインジケーターを削減
  • 常にバックアップ(プロファイル保存)をしておく

MTFインジケーターは便利な反面、環境依存で動作が重くなることがあるため、自分のトレード環境に合わせた調整が大切です。

まとめ

MT4で使えるマルチタイムフレーム(MTF)インジケーターは、上位足の流れを意識したトレードを行うために非常に役立つツールです。
複数の時間足を画面にまとめて表示できるため、大局観を保ちつつエントリータイミングを判断しやすくなり、短期足だけに依存した誤ったエントリーを避ける助けにもなります。

本記事で紹介したインジケーターはすべて無料で利用でき、

  • トレンド系(MA・MACD・一目均衡表)
  • サポレジ系
  • フィボナッチ系
  • 通貨強弱
    など、多様な用途に対応しています。

ただし、MTFインジケーターは複数の時間軸を同時に計算するため、動作が重くなる場合がある点には注意が必要です。利用する際は、チャート数やインジケーター数を調整し、環境に合った負荷管理を心がけましょう。

MTF分析は万能ではありませんが、トレードの判断材料を増やし、環境認識を補助する強力な手段になります。
まずは気になるインジケーターを試しながら、自分の手法やトレードスタイルに合った組み合わせを見つけて活用してください。

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