最初に立場を明かします。当サイト(TOKYO-EA)は、MQL5マーケットで自社EAを販売している開発・出品の当事者です。そして今回は、いつもと少し違う記事を書きます。
ある人気EAをバックテストで検証していて、当サイト自身が数字を2回読み違えました。1回目は「このEAは全期間で口座が全損する危険な製品だ」という結論に達し、告発記事のドラフトまで書きました。2回目は逆に「11年半でドローダウン16%の優秀なEA」と読みました。どちらも間違いでした。
同じEA、同じ期間、同じレポートです。読み違えたのはこちら側です。
そこでこの記事は、EAそのものではなく「バックテストの数字を読み違える落とし穴」を主題にします。当サイトが実際にハマった2つと、その過程で見つかった2つ。合計4つを、実際のレポート数値を全部見せながら解説します。
結論の要約
- 落とし穴①:口座通貨——同じEA・同じ期間・ほぼ同額の資金で、口座通貨をJPYからUSDに変えただけで結果が「口座が尽きる(DD183%)」から「+1,192%」に反転しました。EAが打つロットが約151.5倍ずれていました。
- 落とし穴②:ドローダウン指標——同じレポートに「16.36%」と「60.86%」が両方書かれています。低い方だけ見ると、実際には資金の6割が消える局面があったことを見落とします。
- 落とし穴③:期間の分布——11年半で+1,192%ですが、最初の5年間は元本を回復していません。利益の86%は直近3年半に集中していました。
- 落とし穴④:データ粒度——1分足データと実ティックで、プロフィットファクターが1.38対3.01と2倍以上ずれました。取引の発生数はほぼ一致しているのにです。
検証に使ったEA
題材は 「Quantum Emperor MT5」(作者 Bogdan Ion Puscasu・799.99ドル・レビュー583件/平均★4.86・バージョン7.5/2025年10月7日・2026年7月時点)。GBPUSD・H1(1時間足)専用の有料EAで、MQL5マーケットで人気トップ級の製品です。
無料EAではありませんが、デモ版が無料でダウンロードでき、ストラテジーテスターで動きます(購入は不要)。今回はそのデモ版を、デフォルト設定のまま回しました。製品ページで確認できた仕様は次の通りです。
| 項目 | 内容(製品ページの記載) |
|---|---|
| 推奨ペア/足 | GBPUSD/H1 |
| 最低推奨入金 | 1,000ドル |
| 推奨口座 | ECN・Raw・Razor(低スプレッド系)/ヘッジ口座 |
| 戦略の説明 | 「1つの取引を5つの小さな取引に継続的に分割する」。加えて、勝ちトレードの利益を使って負けポジションを段階的に決済していく、という趣旨の説明があります |
| 損切り | 「すべての取引は250pipsのSLで保護される」 |
| 価格 | 購入10回ごとに50ドル上昇 |
バックテストのレポートに記録されたデフォルト値のうち、主なものは以下です(すべてレポートからの転記)。
| パラメータ | デフォルト値 |
|---|---|
| InpRiskLevel(リスクレベル) | 3 ※ロットを資金から自動計算 |
| Lot | 0.01 |
| SmartRecoveryMultiplier | 1.6(最大3回) |
| StopLoss | 2500(=250pips) |
| FirstAdditionalTP/SecondAdditionalTP | 170.0/400.0 |
2つ、目に留めておきたい値があります。
ロットが「資金に対するリスク%」で自動計算される(InpRiskLevel)——この1点が、最初の落とし穴の入口になりました。
もう1つが SmartRecoveryMultiplier 1.6(最大3回)。名称と数値から読む限り、不利になったときにポジションを段階的に増やして回復を図る機構と考えられます(内部コードは未確認です)。後述する「平均勝ち16.27ドルに対し平均負け52.30ドル」という非対称な損益構造は、この設計と無関係ではないはずです。
落とし穴①:口座通貨がずれると、EAが勝手に151倍のロットを打つ
まず、実際に起きたことをそのまま出します。以下の2本は、EA・期間・時間足・レバレッジ・設定がすべて同一で、違いは口座通貨と初期資金の表記だけです(100万円は当時のレートで約6,600ドル=ほぼ同額)。
| 項目 | JPY口座(最初の検証) | USD口座(正しい検証) |
|---|---|---|
| 初期資金 | 1,000,000円 | 6,600ドル |
| 初回エントリーの1注文あたりロット | 6.665 | 0.044 |
| 取引数 | 40(口座消滅で終了) | 12,966(完走) |
| 総損益 | -26,821,843円 | +78,661.42ドル |
| 残高最大ドローダウン | 183% | 16.36% |
| 結果 | 口座が尽きて終了 | +1,192% |
このEAは1回のエントリーを複数の注文に分割します。最初のエントリーの実測はこうでした。
- USD口座:5本に分割、合計0.22ロット(1本あたり 0.044)
- JPY口座:4本に分割、合計26.66ロット(1本あたり 6.665)
1注文あたりで比べると 6.665 ÷ 0.044 = 約151.5倍。 そして 1,000,000 ÷ 6,600 = 約151.5。小数第2位まで一致します。
この一致が意味するところは、こう考えるのが最も自然です。このEAはロットを資金額から自動計算しており、口座通貨がJPYのとき、残高の「1,000,000」という数値を、通貨換算を挟まずそのまま資金額として扱っている——つまり約6,600ドルの口座を「100万ドル相当の口座」として計算した、という仮説です。
ただし、当サイトはこのEAの内部コードを確認したわけではありません。 上記はロットの実測値から最も無理なく説明できる仮説であり、確定した仕様ではありません(分割本数が5本と4本で違っている点も、この仮説だけでは説明しきれていません。巨大なロットに対する証拠金や最大ロット制限が絡んでいる可能性があります)。
そして怖いのはここです。バックテストはエラーも警告も出さず、正常に完走して、もっともらしいレポートを吐きます。 「ドローダウン183%・全期間で口座が尽きる」——人気トップ級の有料EAを告発できそうな、非常にキャッチーな結果です。当サイトは実際に、この数字で記事のドラフトを一度書き上げました。
なお、JPY版の総損益「-26,821,843円」は初期資金100万円を大きく超えるマイナスです。実際の口座なら証拠金維持率による強制ロスカットでこれよりずっと早く止まります。 ストラテジーテスター上の計上値であって、実口座で起こる損失額ではありません。
回避のしかた
- ロットが「Autolot」「リスク%」で決まるEAは、通貨ペアの決済通貨に合う口座で回す。 GBPUSDやXAUUSDならUSD口座、USDJPYやEURJPYならJPY口座でも整合します。
- 固定ロット(0.01など)のEAはこの影響を受けません。 通貨に依存しないためです。
- 異常なドローダウン(100%超)や桁外れの複利が出たら、EAを疑う前に口座通貨を疑う。 これが最も実用的なチェックです。
なお、この現象はEAの欠陥とは限りません。製品は「ECN・Raw・Razor口座」を推奨しており、そうした口座はUSD建てが一般的です。想定外の口座で回した検証側の問題です。
落とし穴②:同じレポートに「DD 16%」と「DD 61%」が両方書いてある
口座通貨を直して回した、正しい11年半の結果がこれです。
| 指標 | 実測値 |
|---|---|
| 総損益 | +78,661.42ドル(初期6,600ドル→85,261.42ドル) |
| プロフィットファクター | 1.78 |
| 取引数 | 12,966 |
| 勝率 | 85.12%(11,037勝/1,929敗) |
| 残高 最大ドローダウン | 11,572.48ドル(16.36%) |
| 証拠金 最大ドローダウン | 16,829.95ドル(21.62%) |
| 残高 相対ドローダウン | 59.00%(4,292.58ドル) |
| 証拠金 相対ドローダウン | 60.86%(4,410.24ドル) |
ここで多くの人が見るのは、上の太字「最大ドローダウン 16.36%」です。11年半でDD16%なら、極めて優秀な部類に見えます。当サイトも一度そう読みました。
しかし同じレポートの隣の行には、相対ドローダウン 59.00%/60.86% と書かれています。この2つは何が違うのか。
- 最大ドローダウン=下落した金額が最大だった場面の率。資産が育った後に起きやすい指標です。
- 相対ドローダウン=下落した率が最大だった場面。資金が小さい時期に起きやすい指標です。
12,966件の約定履歴を1件ずつたどって、それぞれがいつ起きたかを特定しました。
- 最大ドローダウン(16.36%)は2025年5月26日。直前のピーク70,741.35ドルから59,168.87ドルへ。下げ幅11,572.48ドルは、レポートの「残高最大ドローダウン 11,572.48」と一致します。
- 相対ドローダウン(59.00%)は2015年7月6日。残高7,275.93ドルから 2,983.35ドルへ。下げ幅4,292.58ドルは、レポートの「残高相対ドローダウン 59.00%(4,292.58)」と一致します。
6,600ドルを入れた口座が、半年で2,983ドルになっています。
どちらが読者にとって意味のある数字でしょうか。「16%しか下がらないEA」と「資金が6割消える場面があったEA」——同じ1本のバックテストの、同じ11年半の話です。
なぜズレるのか:複利がズレを構造的に広げる
このEAはロットを資金から自動計算するため、資産が増えるとロットも増えます。実際、初回0.04ロットから最終的に2.13ロットまで育っていました(約53倍)。
こうなると、後半の1回の損失額は初期より桁違いに大きい——だから「最大金額のドローダウン」は必ず後半に発生します。しかし後半は資産も大きいので、率にすると小さく見える。逆に初期の痛みは、金額が小さいので「最大ドローダウン」には決して選ばれません。
複利で増えるEAほど、最大ドローダウン(%)は実際のつらさより軽く出ます。 これは計算式の性質であって、EAの善し悪しではありません。
チェックの型
- MT5のレポートは「最大」と「相対」を両方出します。低い方だけが引用されたバックテストは疑う。
- 「残高(balance)」と「証拠金(equity)」も別物です。証拠金ベースの方が含み損を含むぶん、実際に画面で見る数字に近くなります。今回も証拠金DD(21.62%/60.86%)は残高DD(16.36%/59.00%)より深く出ています。
- 自分で回すときは、4つ全部(残高最大・残高相対・証拠金最大・証拠金相対)を見る。
落とし穴③:11年半で+1,192%。ただし最初の5年は元本割れ
総リターンという1つの数字は、時間の分布を隠します。12,966件の取引履歴から年別に割り直しました。
| 年 | 年間損益(ドル) | 年末残高(ドル) |
|---|---|---|
| 2015 | -3,288.99 | 3,311.01 |
| 2016 | +1,020.01 | 4,331.02 |
| 2017 | +649.66 | 4,980.68 |
| 2018 | -297.88 | 4,682.80 |
| 2019 | +1,398.43 | 6,081.23 |
| 2020 | +5,855.81 | 11,937.04 |
| 2021 | +955.23 | 12,892.27 |
| 2022 | +4,322.51 | 17,214.78 |
| 2023 | +20,644.86 | 37,859.64 |
| 2024 | +23,029.02 | 60,888.66 |
| 2025 | +13,818.42 | 74,707.08 |
| 2026(6月まで) | +10,554.34 | 85,261.42 |

読み方を3つ。
- 初年度で資金がほぼ半分になっています(-3,288.99ドル/6,600ドル→3,311.01ドル)。
- 2015年から2019年まで、5年間ずっと元本割れのままです。 各年末の残高は3,311→4,331→4,981→4,683→6,081ドル。2019年末でもまだ元本6,600ドルに届いていません。 2015年に使い始めた人は、5年間ただ耐えることになります。
- 総損益78,661.42ドルのうち、2023年以降の3年半で68,046.64ドル(86.5%)。 11年半のうち、実質的に稼いだのは直近3年半です。
「11年半のバックテストに耐えた」は「11年半ずっと機能した」ではありません。
なお、これは製品への批判ではありません。583件・★4.86という高評価は、好調だった2020年以降に購入した人の体験としては、まったく整合します。 高評価も本物、前半5年の停滞も本物です。
落とし穴④:1分足データと実ティックで、PFが2倍以上ずれた
長期のバックテストは1分足データで作ります(実ティックは数ヶ月分しか手に入らないため)。その1分足データが実際の値動きを再現できているかを、実ティックが取れる期間で突き合わせて確認する——これを当サイトは検証の必須手順にしています。
今回、同じ8ヶ月(2024年10月〜2025年5月)・同じUSD口座条件で突き合わせた結果です。
| 指標 | 1分足OHLC | 実ティック |
|---|---|---|
| 取引数 | 652 | 643 |
| 勝率 | 89.26% | 96.11% |
| プロフィットファクター | 1.38 | 3.01 |
| 総損益 | +940.24ドル | +2,670.85ドル |
| 残高最大ドローダウン | 16.28% | 3.23% |
| 証拠金最大ドローダウン | 16.94% | 9.67% |
取引数はほぼ一致(652対643=差1.4%)しているのに、収益性が2倍以上ずれました。
意味するところは明確です。このEAは「いつ仕掛けるか」はデータの粗さに影響されないが、「いくらで決済できるか」はティックの細かさに強く依存する。 1つの取引を5つに分割し、複数ポジションを利益で相殺していく設計なので、決済判定の細かさが結果を左右するのは自然なことです。
したがって、本記事の11年半の数値(PF1.78・+1,192%)は「1分足データで回した場合の結果」であり、絶対値の精度は主張しません。 今回は実ティックの方が良い数字が出ているので、1分足ベースの結果はむしろ保守的である可能性がありますが、そう言い切るにも根拠が足りません(実ティックは8ヶ月分しか無く、その実ティック検証自体もヒストリー品質61%=約39%は生成ティックによる補完です)。
一方で、落とし穴②で示した「相対ドローダウン59%の谷が存在した」という質的な事実は、この乖離があっても変わりません。 数値の精度と、構造の有無は別の問題です。
使用したデータと条件(全開示)
誰でも同じ条件で再現できるよう、すべて開示します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データ | Axiory公式ヒストリカルデータ(GBPUSD・1分足)※無料・公開DL |
| 期間 | 2015年1月1日〜2026年6月30日(約11年半) |
| 時間足 | H1(製品推奨) |
| モデル | 1分足OHLC ※実ティックではありません |
| ヒストリー品質 | 97% |
| スプレッド | 検証用に固定10ポイント(GBPUSDで1.0pip相当)。実勢はブローカー・口座タイプで変わります |
| 初期資金 | 6,600ドル(製品の最低推奨1,000ドルを上回る) |
| 口座通貨 | USD(落とし穴①の対策) |
| レバレッジ | 1:500 |
| 設定 | すべてデフォルト(InpRiskLevel=3・未変更) |
| 収束チェック | 実ティック(GBPUSD_z)と8ヶ月で突合。取引数は一致、収益性は乖離(落とし穴④) |
検証したEAの実像(数値をすべて開示)
落とし穴の話が主題ですが、題材にした以上、Quantum Emperorの実測値も全部出します。叩くためでも勧めるためでもなく、記録として。(総損益・PF・勝率・ドローダウンは落とし穴②の表に掲載済みなので、ここでは残りの指標を)
| 指標 | 実測値(11年半・1分足モデル) |
|---|---|
| 期待利得 | 6.07ドル |
| リカバリファクター | 4.67 |
| シャープレシオ | 1.23 |
| ロング/ショート | 6,513件(勝率87.46%)/6,453件(勝率82.77%) |
| 平均勝ちトレード | +16.27ドル |
| 平均負けトレード | -52.30ドル |
| 最大勝ちトレード | +372.56ドル |
| 最大負けトレード | -2,152.06ドル |
| 最大連敗 | 14回(-2,129.00ドル) |
| 最大連敗損失額 | -8,632.54ドル(7回連続) |
形がはっきり出ています。平均して16ドル勝ち、負けるときは52ドル負ける——小さく何度も勝って、たまにまとめて負ける設計です。勝率85%はこの構造から来ています。製品説明にある「1つの取引を5つに分割し、利益を再分配する」という記述とも整合します。
公平に評価するなら、こうなります。11年半でPF1.78・資金12.9倍は事実です。同時に、途中で証拠金の60.86%が消える局面があったことも、前半5年が元本割れだったことも事実です。
「ドローダウン16%の安定したEA」と「資金が6割減る覚悟があるなら長期では増えたEA」——この2つはまったく違う商品です。そして同じ1本のバックテストから、どちらの説明も作れてしまいます。
この検証の限界(正直に)
本記事の数字にも、はっきりした限界があります。落とし穴を語る記事が自分の限界を書かないのは筋が通らないので、全部出します。
- リスク設定はデフォルト(InpRiskLevel=3)1通りしか検証していません。 他のリスクレベルでDDやリターンがどう変わるかは、正しいUSD口座条件では回していません。今回の数値は「デフォルトのまま使った場合」の話です。
- 相対ドローダウン59%の局面を、実際の口座なら耐えられたとは限りません。 テスターはレバレッジ1:500で計算を続けますが、実際のブローカーでは証拠金維持率が水準を割った時点で強制ロスカットされます。2015年の谷で退場していた可能性は否定できません。 バックテストの「耐えた」は、実口座の「耐えられる」と同じ意味ではありません。
- 実運用(フォワード)の成績は確認していません。 本記事はバックテストのみです。落とし穴④で示したとおり、このEAは決済のタイミングがティックの細かさに強く依存するため、実運用との差はむしろ大きく出やすいタイプです。
- データソースは1社(Axiory)のみです。ブローカーが変われば、スプレッド・約定・スワップの条件が変わり、結果も変わります。
まとめ:バックテストを読むときの4つのチェック
- 口座通貨は合っているか。 ロットが自動計算のEAは、通貨ペアの決済通貨に合わせる。異常なDDが出たら真っ先に疑う。
- ドローダウンは「最大」と「相対」を両方見たか。 残高ベースと証拠金ベースも別。低い方だけの引用は疑う。
- 総リターンを年別に割ったか。 「11年でX%」は「11年ずっと機能した」ではない。
- データの粒度で結果が変わらないか確かめたか。 実ティックが取れる期間で突き合わせる。
当サイトは、この1本の検証で①と②の両方にハマりました。しかも①は「危険なEAを見つけた」という、記事として最高に都合のいい形で出てきます。②は「優秀なEAだった」という、逆に安心できる形で出てきます。都合のいい数字ほど、疑う理由があります。
バックテストは嘘をつきません。読む側が簡単に間違えるだけです。 だから当サイトは、自社EAの検証でも他社EAの検証でも、使ったデータと条件を全部出すことにしています。数字だけを見せられたら、それがどちらの読み方で作られたものか、読者には分からないからです。
なお、バックテストの数値は将来の成績を保証するものではありません。 本記事の数値も、ここに書いた条件で回した場合の結果です。
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